ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

令和4年度の取り組み

印刷用ページを表示する 記事ID:0083740 更新日:2023年10月24日更新

  令和4年度は、令和4年3月に新たに策定した「第2期うわじまブランド魅力化計画」に基づき、シティセールスを全庁的に展開しました。

 「第2期うわじまブランド魅力化計画」は、基本的には平成31(令和元)年度に策定した「第1期計画」の骨格部分を継承しつつ、第1期計画期間中に発生した新型コロナウイルス感染拡大の影響などによる社会状況の変化を踏まえた宇和島市のシティセールスの在り方について記載されています。

 令和4年度の主な取組の概要は次のとおりです。

 なお、令和2年度及び令和3年度のシティセールスに関する主要事業の実績は、第2期うわじまブランド魅力化計画にも掲載されていますのでご覧ください。

シビックプライド向上事業

 シビックプライド向上事業とは、このまちが好き、そして、このまちのために何かしたいといった、シビックプライドの向上につながる機会の提供を通じて、このまちに暮らしてよかった、住み続けたいと思う市民を増やす市の施策のことです。

 

宇和島城を活用した郷土愛育成事業(文化・スポーツ課)

 宇和島城の魅力を高め、郷土愛を育むことを目的に、本市のシンボルである宇和島城を活用し、夏休み期間中に市内の小学生を対象とした体験型イベント等を実施し、2日間で113名の参加がありました。

人づくり拠点事業(生涯学習課)

 中央公民館で実施している宇和島市青少年市民協働センター事業(ホリバタ)において、中高生から若者世代を対象としたキャリア教育活動を実施し、青少年の人材育成を通じたシビックプライドの向上を図りました。

「学びまじわうトコロ宇和島」推進事業(学校教育課)

 全小中学生に配付している一人一台端末を活用し、宇和島の魅力について調べ、まとめ、表現する課題に取り組むことで児童生徒のシビックプライドの向上を図りました。なお、本事業は文化・スポーツ課の「英語プレゼンコンテスト」と合同で実施しています。

若者地元定着事業(企画課)

 若者世代が「将来また宇和島市に帰りたい」という気持ちを引き出すことを目的に、地元への関心や愛着を持てる事業を実施しています。

 

関係人口の創出・強化事業

 関係人口の創出・強化事業とは、市外の情報発信力のある人材等の活用・誘致や、本市の応援団となる外部コミュニティの構築、さらには本市と関係の深い企業や団体等とのネットワークを活用した事業の展開を通じて、本市と外部市民とのつながりを強化し、本市の認知度と「うわじまブランド」のイメージ向上を図る施策のことです。

うわじまアンバサダー制度(市長公室)

  本市では、令和2年度から本市に関心や愛着を持ち、国内外に本市の魅力を幅広く発信することができる方を「うわじまアンバサダー」として委嘱しています。

 令和4年度は新たなアンバサダーの委嘱は行っておりませんが、すでに委嘱しているアンバサダーのみなさんには定期的に宇和島市の魅力発信にご協力をいただいています。

 

移住定住促進事業(企画課)

地域産業の担い手となる移住者の獲得だけにとどまらず、共創型の関係人口創出も目的とした移住・定住促進を図る事業を実施しています。

ふるさと納税制度を活用した関係人口の創出(市長公室)

 ファンミーティングの開催など、ふるさと納税寄附者と本市との接点を増やし、つながりを強化する事業を実施しています。

 

「未来つながる宇和島」配信・サポータープロジェクト(企画課)

 高校を卒業し進学・就職等で市外へ出ていく若者に対し、SNSを活用して市内の最新情報・就職情報・コラム・動画などを定期的に配信し、宇和島市とのつながりを継続させ、ふるさと回帰による若者の地元定着を図っています。

うわじま応援隊事業(市長公室)

 愛媛県外の店舗・事業所のうち、宇和島の地域食材や特産品を積極的に活用・販売している飲食店や販売店、また地域情報発信や販路開拓に協力していただいている店舗・事業所を、ふるさと「宇和島」を応援していただいているミニアンテナショップと位置づけ、「うわじま応援隊」に認定する事業を実施しています。

 

魅力の維持と新しい価値の創出事業

 魅力の維持と新しい価値の創出事業とは、宇和島市の5つの魅力資源(人的資源・自然資源・文化資源・産業資源・生活資源)をつなぎ、かけあわせることを通じて、本市の新しい価値を創出し、本市のブランドイメージをさらに浸透・向上させる施策のことです。

市立児童館こもりんの魅力(こども家庭課)

 未就学児とその保護者の利用が主となっている児童館において、小学生以上の利用を促進し、地域や社会、仲間との繋がりを学ぶ機会を提供することで、学童期からのシビックプライドの向上を図っています。

パール婚PR事業(商工観光課)

 真珠婚(結婚30周年)にちなんで、宇和島市が日本一の真珠の生産地であることを市内外に発信し、真珠のまち・宇和島をPRしています。

 

Withperlプロジェクト(市長公室ほか)

 母貝の大量へい死や新型コロナウイルス感染拡大により大きな影響を受けている新産地をみんなで応援するプロジェクトとして、さまざまなライフステージや日々の暮らしにより添えられる宇和島真珠の魅力を発信する施策を展開しています。

 

本市のイメージの明確化

 平成31(令和元)年度に新たに制作したブランドロゴマークやキャッチコピーを活用して、市が持つ様々な広報媒体にロゴマークやキャッチコピー等を活用し、統一的なブランドイメージの発信を継続して行っています。

 また、市民のみなさまにも広くロゴマークやキャッチコピーの利用について呼びかける活動も実施しています。

 なお、ブランドロゴマークやキャッチコピーは申請していただければ、基本的にどなたでも利用できるようになっています。

ブランドイメージ普及事業(市長公室)

 うわじまブランドに対する理解を深める活動や、ロゴマーク等の幅広い利活用を呼びかけ、本市のブランドイメージの浸透を図る事業を実施しています。

 

戦略的な情報発信

 デジタルの活用を含む情報発信力の強化や推進体制の構築、市内外での情報発信機会の創出や積極的な利活用を通じて、本市の認知度やブランドイメージの向上を図る施策を展開しています。

市政広報番組での情報発信(市長公室)

 市政広報番組の制作・放映を通じて、市政情報についてわかりやすく伝え、市政に関する理解と関心を高めるとともに、市全体の伝える力を高めることで行政サービスの質の向上を図っています。

 また、令和4年度からは「地域住民にスポットをあてたコンテンツ(宇和島人物名鑑)」も新たにスタートし、行政情報以外にも宇和島の人を通じた魅力発信もあわせて実施しています。

 

シティセールスアドバイザーの設置(市長公室)

 本市が進めているシティセールス施策に対して指導・助言を行う外部専門家として、本市の観光パンフレット「宇和島本」の制作にも関わった株式会社アマナから、徳山大毅さんをお招きし、シティセールスアドバイザーを委嘱しています。

 徳山さんには、本市の情報発信に関する指導・助言のほか、各種のシティセールス施策立案のための相談業務などに従事していただいております。

 

ブランドムービーを活用したデジタルマーケティング(市長公室)

 本市の魅力である「日常の豊かさ」をわかりやすく伝える媒体として、うわじまブランドの世界観を表現したブランドムービーを3種類制作しました。

 また、宇和島市への移住促進を図るため、ブランドムービーを活用した動画広告配信もあわせて実施し、移住相談件数の増加につなげました。

 なお、宇和島市が制作したブランドムービーのうち、「宇和島を巡る」編は、全国広報コンクールの映像部門で最優秀(総務大臣賞)を受賞しています。

 

ECマーケティング推進事業(市長公室)

 本市では営業活動(=地場産品の販路開拓や販売促進活動)を通じた本市の魅力発信による本市の認知度やブランドイメージの向上、関係人口の創出・強化に取り組んでいます。

 その一環として、令和2年度からウィズコロナ・アフターコロナ時代を見据えたオンラインを活用した営業活動を展開しており、令和3年度からは「EC(イーコマース)マーケティングの推進」を宇和島市における営業活動の1つの大きな柱に掲げ、地元企業のEC事業の展開支援に重点的に取り組んでいます。

 

皆さまのご意見を
お聞かせください

お求めの情報が充分掲載されていましたでしょうか?
ページの構成や内容、表現はわかりやすかったでしょうか?
この情報をすぐに見つけられましたか?