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本市の魅力を国内外に戦略的に発信し、本市の魅力を高める基盤を整備するため、本市の統一的なブランドとなるロゴマークやキャッチコピーのほか、シティブランディングの基本計画となる「うわじまブランド魅力化計画」を、さまざまな市民参加型プロジェクトを展開しながら策定しました。
なお、当初は平成30年度中に計画等を策定する予定でしたが、平成30年7月豪雨による災害により災害復興業務を優先させるため、実施期間を1年間延期し、さらには災害からの創造的復興の視点も加えた形で実施しました。
平成30・31(令和元)年度のおもな取り組みは次のとおりです。
ロゴマークやキャッチコピー、さらには「うわじまブランド魅力化計画」を策定していくプロセス自体もシティセールスの一環として位置づけていたことから、プロジェクト全体を総括する特設サイト「うわじまシティブランディング公式Webサイト」を開設していました。
なお、現在、「うわじまシティブランディング公式Webサイト」は、令和2年11月に市公式ホームページが全面リニューアルされたことに伴って閉鎖されましたが、特設サイト内の記事についてはすべて市公式ホームページ内に移設しています。
「宇和島百景プロジェクト」は、おもにInstagramのタグ付け機能を活用して、宇和島の魅力だと感じる写真とそのストーリーを市内外から募集するもので、宇和島を知らない方に宇和島の魅力を伝えていくことはもちろん、宇和島に暮らす人々や宇和島出身の方々が宇和島の魅力を再発見し、自覚することができるきっかけとなることを目的としています。
平成31年4月10日から9月30日にかけて実施した「宇和島百景プロジェクト」では、合計で2,500件を超える応募があり、603点の宇和島百景の認定、そして特に優秀な作品10点を選んで表彰もしています。
なお、集めた画像のうち、投稿者の許諾を得られたもの330点については、「宇和島百景データベース」として、市公式ホームページ内のフォトギャラリーにおいて公開しており、申請があればどなたでも利用できるようにしています。
○宇和島百景サポーターを委嘱
宇和島百景プロジェクト開始に合わせて、シティセールス推進本部の女子会メンバーを「宇和島百景サポーター」に委嘱し、市職員みずからも市民のみなさんとともに宇和島の魅力を積極的に発信しました。
○宇和島百景優秀作品を表彰
思い入れのある場所には、人それぞれの物語があります。人々の物語や思い出が重なる場所を「名所」と呼び、大好きで誇らしい宇和島の「名所百景」をみんなで作りたい。このまちの魅力ある風景と物語を、未来へつないでいきたい…。
そんな純粋な想いからはじまった「宇和島百景プロジェクト」。
最終審査の結果、優秀10作品が決定しましたのでご紹介いたします。
○関連記事(すでに終了している企画です)
・「宇和島百景プロジェクト」から見えてくる宇和島の今(外部リンク【公開終了】)
・「宇和島百景」開始2週間で応募総数1,000件&フォロワー1,000人突破
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本市が今後取り組もうとしていることについて、広く市民に説明する機会を設定するため、市民説明会を開催しました。
市民説明会では、本市の取り組みの説明のほか、「愛される地域ブランドの育て方」をテーマに、宇和島にゆかりのあるクリエイターや地域の若手事業家をパネリストに、参加者と一緒になって宇和島の魅力やこれからのシティブランディングについて考え合いました。
実施日:令和元年6月26日(水曜日)
場 所:宇和島市立中央公民館
インスタグラムを活用したライブ配信も実施
○関連記事(すでに終了している企画です)
・宇和島の若手事業家3名が語る「生き方・働き方から見た宇和島の魅力」市民説明会レポート後編
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・≪満員御礼≫【6月26日】市民向け説明会|うわじまシティブランディング事業
宇和島のブランドを「ALL宇和島」で創り育てていくためには、外部からの応援団(=関係人口)の存在は欠かせないことから、毎回ゲストを招き、東京において都市部の方々と一緒に宇和島の魅力を再発見し、地域課題解決に向けた新たな価値創造への道筋を探るイベントを実施しました。
○第1回
実施日:令和元年7月3日(水曜日)
場 所:3×3Lab Future(エコッチェリア協会) 東京都千代田区大手町
ゲスト:LIFULL HOME‘S総研 所長 島原 万丈 氏
月刊ソトコト 編集長 指出 一正 氏
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・宇和島が「本当に住んで幸せな街」「ローカルヒーローが生まれる街」になるには?≪後編≫
・宇和島が「本当に住んで幸せな街」「ローカルヒーローが生まれる街」になるには?≪前編≫
・本当に住んで幸せな街「センシュアス・シティ」への可能性|UWAJIMAふるさとMeet UP【in東京】レポート第1回
・≪満員御礼≫7月3日UWAJIMAふるさとMeet UP “Live”
○第2回
実施日:令和元年12月4日(水曜日)
場 所:TIME SHARING 五反田2 東京都品川区西五反田
ゲスト:株式会社リクルートライフスタイル地域創造部 じゃらんリサーチセンター研究員
コクリ!プロジェクト ファウンダー 三田 愛 氏
株式会社トランジットジェネラルオフィス
常務執行役員CCO/Creative Director 岡田 光 氏
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・「コ・クリエーションによる地方創生」第2回UWAJIMAふるさとMeet UP【in東京】レポート第2弾
・「ぼくらは地方で幸せを見つける?関係人口の実践者を増やす街づくり?」|UWAJIMAふるさとMeet UP【in東京】レポート第2回
・「クリエイディブ志向からみた宇和島の魅力や可能性」|第2回UWAJIMAふるさとMeetUP【in東京】レポート第1弾
市民の宇和島に対する愛着や誇りを高め、市民とともに歩むシティブランドの構築を目指すため、市民ワークショップを全3回開催しました。
○第1回
実施日:令和元年8月29日(木曜日)
場 所:宇和島市役所
内 容:第2回で実施する各地のフィールドワークのスケジュールを決めるワークショップを実施
○第2回
実施日:令和元年9月7日(土曜日)・8日(日曜日)
場 所:旧宇和島、吉田、三間、津島の4地区に分散してフィールドワーク
ゲスト:株式会社Plot-d 代表取締役・演出家/映像作家 花井 裕一郎 氏
株式会社Plot-d まちづくりコンサルタント 大場 黎亜 氏
内 容:参加者が4地区に分かれ、ゲストとともに4地区のフィールドワークを実施
○第3回
実施日:令和元年10月11日(金曜日)
場 所:パフィオうわじま
内 容:4地区のフィールドワークの様子を動画及び写真で紹介し、宇和島の魅力について参加者とともに考える「振り返りイベント」を
実施
○関連記事(すでに終了している企画です)
・地域の底力をめぐる。味わう。宇和島市民ワークショップ開催(外部リンク)
https://imadekirukoto.jp/organization/uwajimacity_workshop/
・宇和島4地区のプロモーションビデオを創ろう!【市民ワークショップ参加者募集中】
宇和島市教育委員会の協力のもと、市内の小中学生を対象に、「つくりたい、未来の宇和島」をテーマにした絵画を募集しました。
子ども個人の部、ファミリー合作の部の合計で112点の応募があり、以下の日程で作品展示や表彰式が行われました。
○子どもの絵コンテストの実施概要
・応募資格 市内の小中学生
・募集内容 「つくりたい、未来の宇和島」をテーマにした絵画(八つ切サイズ)
・部 門 子ども個人の部
ファミリー合作の部
○作品展示
・期 間 令和元年11月2日(土曜日)から10日(日曜日)まで
・会 場 フジ宇和島店
○表彰式
・日 時 令和元年11月9日(土曜日)13時30分から15時00分まで
・会 場 パフィオうわじま
○関連記事(すでに終了している企画です)
・子どもたちが描く宇和島の復興と未来(外部リンク)
https://imadekirukoto.jp/organization/uwajima_mirai/
・子どもの絵コンテスト「つくりたい、未来の宇和島」【〆:9月10日(火曜日)】
令和2年1月31日(金曜日)に、宇和島市の統一的なロゴマークを発表しました。
これは、令和元年11月7日に最終候補3案を発表し、令和元年11月10日の産業まつりでの一般投票と、11月10日(日曜日)から20日(水曜日)までを受付期間とするネット投票の投票結果によって1つに絞られ、1つに絞られたデザインの精緻化作業を経て、最終的なロゴデザインを公表しました。
また、宇和島市の統一的なキャッチコピーは、ロゴマーク最終候補案3案の発表時に、宇和島市長から「ココロまじわうトコロ」として発表しました。
○関連記事(すでに終了している企画です)
・「うわじまブランド」誕生!|宇和島市ロゴマーク&キャッチコピー
・≪デザイン案決定≫宇和島市ロゴマークの一般投票を行います!【11月20日(水曜日)まで】
・≪ALL選挙≫宇和島市ロゴマークの一般投票を行います!【11月10日~20日】
平成30・31(令和元)年度に実施した事業の主な成果物をご紹介します。
・ロゴマーク
・キャッチコピー
・宇和島百景(優秀作品のみ)
・市民ワークショップで制作した動画・ポスター