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京都の祇園祭などのように、山車や多彩な練物が行列をなして市街地を練り歩く行事のことを「山・鉾・屋台行事(やま・ほこ・やたいぎょうじ)」といいます。吉田地区にも「おねり」と呼ばれ親しまれている『吉田秋祭の神幸行事(よしだあきまつりのしんこうぎょうじ)』があります。
中国四国地域の中でも、江戸時代の古い形態を色濃く残している希少な行事として注目されています。このような中、専門家等による調査が行われ、平成30年に愛媛県の無形民俗文化財に指定されました。
当館開館より、この行事にかかわる用具などの展示はしておりましが、この度、最新の調査成果を盛り込んで展示をリニューアルいたしました。この行事の希少性や当日の賑やかさが皆さんに少しでも伝わるよう、写真や解説パネルを大幅に増やし、華やかで賑々しい展示となっておりますので、是非ご覧下さい。
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