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文化財に関する話題 令和4年度
文化財に関する話題
11月3日に吉田秋祭が開催されました。吉田秋祭は吉田町立間にある八幡神社の秋期祭礼で新型コロナウイルスの影響で令和2年から開催が見送られていました。
コロナ対策を講じて例年とほぼ変わらない規模で祭りが催され、大いに賑わいました。
11月3日に愛媛オンラインに掲載されました https://www.ehime-np.co.jp/article/news202211030123
11月4日付愛媛新聞に掲載されました。
(掲載許可番号:d20221107-08)
関連する文化財:吉田秋祭の神幸行事(愛媛県指定無形民俗文化財)
10月13日に吉田町の牛鬼保存会が吉田小学校の児童を招き、牛鬼のシュロ皮取り付け体験を行いました。
この牛鬼は11月3日に開催される吉田秋祭で巡行予定で、今回は牛鬼の胴体に被せる網にシュロ皮を取り付けました。
取り付けに使用したシュロ皮は明治安田文化財団の助成金によって購入したものです。
牛鬼保存会(吉田秋祭)が明治安田文化財団より助成金をいただきました。(文化財に関する話題 令和4年度)
関連する文化財:吉田秋祭の神幸行事(愛媛県指定無形民俗文化財)
■第4回清良記シンポジウムウォークイベントを開催しました。
10月2日に三間町で第4回清良記シンポジウムに関連したウォークイベントを開催しました。
参加者は大森城跡に登る健脚コースと土居中周辺を巡るゆっくりコースに分かれ、清良記の舞台となった土地を歩きました。
関連する文化財:清良記(市指定有形文化財(典籍)
9月23日に三間コスモスホールで鬼北町教育委員会・松野町教育委員会共催のもと第4回清良記シンポジウムを開催しました。
シンポジウムでは清良記に登場する城跡や地名、周辺遺跡の遺物についての報告が行われ、中世の三間地域について意見交換が行われました。
また、コスモスホール三間の展示室では関連イベントとして10月2日まで「清良記と三間の遺跡展」を開催しています。
関連する文化財:清良記(市指定有形文化財(典籍))、黒糸威二枚胴具足(市指定有形文化財(工芸品))
■簡野道明記念吉田町図書館で「吉田秋祭展」が開催されています。
「吉田祭礼絵巻」の一部や「宵宮宝多」、大正から昭和にかけての秋祭りの写真展示をしています。
今回の目玉である「祭礼屏風」は、江戸時代の町割地図にお練り行列を描いたもので、図書館での展示は今回が初めてとなります。
10月23日(日)は、特別展示として祭礼絵巻の全巻展示を行います。
【期 間】 令和4年9月1日(水)から令和4年11月27日(日)
【休館日】 月曜日・祝日(月曜日が祝日の場合翌日)
【時 間】 火曜日から土曜日 9時から18時
日曜日 9時から17時
【場 所】 簡野道明記念吉田町図書館
【特別展】 10月23日(日) 9時から16時 「吉田祭礼絵巻」の全巻展示
関連する文化財:吉田秋祭の神幸行事(愛媛県指定無形民俗文化財)
■宇和島城城山を守る会が「小さな親切」運動実行章を贈呈されました。
宇和島城城山を守る会が「小さな親切」運動実行章を受章し、8月24日に宇和津公民館で贈呈式が行われました。
関連する文化財:宇和島城(国指定史跡)
8月21日に宇和島市立歴史資料館で低融点合金を使用した鋳造体験を行いました。
市内の小学生16人が参加し、青銅鏡のレプリカを作成しました。
関連する文化財:青銅鏡(市指定有形文化財(工芸品))
7月26 日に城南中学校の生徒が沖の島自然保護活動の一環として、愛媛県指定天然記念物であるハマユウの補植活動を行いました。
この活動は2015年に城南中学校と合併した旧宇和海中学校で始まり40年以上続く活動で、昨年の4月には環境大臣表彰を受けています。
関連する文化財:ハマユウ(愛媛県指定天然記念物)
■牛鬼保存会(吉田秋祭)が明治安田文化財団より助成金をいただきました。
吉田町の牛鬼保存会が2022年度の明治安田クオリティオブライフ文化財団による地域の伝統文化への助成先に選定され、7月19日吉田公民館で助成金の贈呈式が行われました。
吉田町の牛鬼は元町地区・鶴間地区・浅川地区の三地区が1年ごとに交代で担当しており、おねりの中では神輿が巡幸する前に魔を祓い、場を清める役割を担っています。
助成金は牛鬼の胴体を形作るシュロ皮の購入に使用されるとのことです。
7月19日に愛媛オンラインに掲載されました https://www.ehime-np.co.jp/article/news202207190144
7月20日付愛媛新聞に掲載されました
(掲載許可番号:d20220720-05)
関連する文化財:吉田秋祭の神幸行事(愛媛県指定無形民俗文化財)