宇和島市水道ビジョン
印刷用ページを表示する掲載日:2023年4月26日更新
宇和島市水道ビジョンについて
宇和島市の水道は大正15年の創設以降、市民の生活や社会活動に欠かせないライフラインとしての機能を維持・発展させてきました。昭和40年代以降の全国的な高度経済成長期には、増大する生活用水や業務用水の需要を背景に水道の拡張を進め、大幅に水道普及率も向上してきました。
現在宇和島市では、人口の減少に伴って給水量も減少し続けており、これまでの計画給水量を前提と水道施設では、稼働率が低下し、効率が悪くなってきています。また、大半の水道管・浄水場・配水池などの施設が30年~40年を経過していることから老朽化が進行し、地震等の災害に対しても脆弱な施設が多くなってきています。
一方で水質面では安全性や味の面で需要者のニーズは高まってきており、現状の施設で対応していくことは困難になっていくものと考えられます。
これらのことをふまえて中長期的に宇和島市の水道を展望してみると、老朽水道施設の更新や、施設全体の見直しは避けて通れない課題となっています。
宇和島市水道局では、安全・快適な水の供給の確保や将来に向けて安定的な給水を行うため、平成21年から35年までの15年間を計画期間として「宇和島市水道ビジョン」を策定しました。