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飲料水専用耐震性貯水槽

印刷用ページを表示する掲載日:2017年9月4日更新

飲料水専用耐震性貯水槽の整備について

 宇和島市水道局では、管路の耐震化率が依然として低い状況や老朽化が依然として進行している状況に鑑み、平成29年2月に3基の飲料水専用耐震性貯水槽を整備しました。
 貯水槽の規模は、60㎥が1基、30㎥が2基となっており、災害時に避難施設となる小学校・中学校に設置しました。
 今回整備した地上式の貯水槽は、通常時は水道管の一部として常に新鮮な水が槽内を流れていますが、地震等により水道管が破断した際には、緊急遮断機能が働き、槽内に新鮮な水をとどめておく仕組みになっています。
 また、蓄えられた水は動力なしで給水ができ、備え付けの応急給水栓を接続すれば、効率よく応急給水が可能となります。

三間地区(三間中学校駐車場内プール横)の画像

三間地区(三間中学校駐車場内プール横)60㎥

吉田地区(立間小学校校舎裏土俵横)の画像

吉田地区(立間小学校校舎裏土俵横)30㎥

津島地区

津島地区(清満小学校グランド内体育館前)30㎥

地上式耐震性貯水槽のしくみ

構造図

材質

 貯水槽本体はもとより、槽内や周辺の水に触れる箇所は、すべてステンレスを採用しており、耐蝕性、耐候性、耐久性に優れ維持管理費の軽減につながっています。

水循環機能

 流入口と流出口を工夫することで、槽内の水を効率よく循環させ、滞留することなく新鮮な水の確保を可能にしています。

緊急遮断機能

 地震災害等により水道管が破断した場合は、水道管内の圧力が無くなり、空気弁のフロートが下がることで館内に空気が流入します。それによりサイフォンブレークすることで槽内からの水の流出を防止し、新鮮な水を確保します。

地元説明会(応急給水実演)

地元説明会(応急給水実演)の画像2地元説明会(応急給水実演)の画像1