『令和6年能登半島地震』被災地への派遣支援について
派遣支援隊が帰還しました
石川県輪島市に派遣され、応急復旧活動を行っていた水道局職員並びに宇和島市管工事協同組合による支援隊は、2月20までの間、3班が交代で現地で活動した後、今治市の派遣隊に活動を引継ぎ、無事帰還しました。
【派遣隊の活動状況】
現地本部(輪島市・横浜市)指揮の元、輪島市門前町(下図赤丸区域内)において、水道管の破損個所調査と修繕を実施しました。
第1班 | 第2班 | 第3班 | |
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活動期間 (移動日を除く) |
2月5日~2月10日 | 2月10日~2月15日 | 2月15日~2月20日 |
水道局職員 | 2名 | 2名 | 2名 |
管工事組合員 |
4名 (株)井上設備・栄設備・福井設備 |
4名 栄設備・来島鉄工・宮川設備 |
4名 来島鉄工・宮川設備・(有)入川水道・(有)中村設備 |
活動地区名 (輪島市門前町) |
浅生田~安代原、道備、是清 |
是清、北川、大生、山辺、田村 |
田村、髙根尾、和田、本市 |
漏水調査延長 (km) |
約2.9km | 約4.0km | 約2.9km |
修繕概要 |
本 管 5箇所 水管橋 2箇所 |
本 管 3箇所 水管橋 1箇所 給水管 4箇所 ボックス類4箇所 |
本 管 3箇所 給水管 5箇所 |
派遣隊が現地で撮影した写真を掲載します。
倒壊したままの家屋
水道管に沿って陥没した道路
地盤が変動した影響で、真っ直ぐ繋がっていた筈の水道管が大きくずれて外れてしまっています。
上の写真の箇所の修繕後の様子です。
こちらも、繋がっていた筈の配管が、地盤の変動に引っ張られ、すっぽ抜けてしまっていました。
橋に添架している管も抜けてしまっています。
こちらは、管が押されたように曲がっています。
このような箇所を、一箇所づつ修繕して通水できる範囲を少しづつ拡げていきます。
各地からの支援隊が、被災地の各地区に散って同様の作業を行っています。
浄水場に近い箇所から、少しづつ通水できる範囲を拡げていきます。
『令和6年能登半島地震』被災地への派遣支援隊出発式の様子
日本水道協会からの要請を受け、宇和島市水道局と宇和島市管工事協同組合から、水道施設に大きな被害が出ている輪島市に上水道復旧のための支援隊を派遣しました。
復旧支援隊として、水道局から職員2名と、宇和島市管工事協同組合加盟業者から4名の計6名ずつを1班として3班を編成、2月4日に第1班が宇和島市を出発しました。