平成26年度第1回宇和島市水道事業経営審議会
平成27年3月16日に第1回経営審議会を開催しました。審議会の冒頭で市長から審議会に対して、更新需要の増加や水道施設の耐震化、簡易水道統合による維持管理費の増加等により平成29年度末には赤字経営に陥る見通しの中で、「第7次整備事業」の財源確保に向けた水道料金のあり方について諮問しました
開催日時 |
平成27年3月16日(月曜日) 13時30分~14時50分 |
開催場所 |
柿原浄水場2階大会議室 |
定足数 |
定数11名中8名出席 |
議事 |
- 水道施設の維持管理について
- 第7次整備事業の進捗状況について
- 経費縮減・収益確保の取り組みについて
- 水道事業経営の現状と今後の見通しについて
- その他
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議事(説明事項)の概要 |
1.水道施設の維持管理について
平成25年度の有収率は83.7パーセントで、整備事業の集中投入で津島地区が顕著な改善を示していることを報告しました。また、平成25年度の修繕実績について、1,147件約8,800万円にのぼることを報告しました。
2.第7次整備事業の進捗状況について
(1) 施設の更新・耐震化の状況
- 宮下・長谷・法花津浄水場紫外線処理装置の導入
- 柿原浄水場の耐震化
- 三間・吉田中央監視装置の統合更新
(2) 管路の更新・耐震化の状況
- 経年管路更新
- 市立宇和島病院重要施設耐震管布設
- 三間町川之内未給水地区整備
(3) 今後の主な整備事業
- 丸山配水池緊急遮断装置
- 柿原浄水場水処理制御系電気計装設備・浄水機械設備等更新
- 旧3町耐震性貯水槽整備
3.経費縮減・収益確保の取り組みについて
吉田・三間地区の浄水場等運転管理委託とそれに伴う各地区の中央監視装置更新費用の縮減、職員数の削減等の取り組みについて説明しました。
4.水道事業経営の現状と今後の見通しについて
平成25年度決算状況の報告及び収支の見通しについて報告しました。
収支の見通しについて何も資金繰りをしなかった場合、平成30年度には赤字に転落する見込みで、簡易水道事業を合わせて試算すると、赤字が平成29年度に1年前倒しになり、平成33年度には資金ショートとなる見込みであることを説明しました。
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