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平成24年度第2回宇和島市水道事業経営審議会

印刷用ページを表示する掲載日:2015年7月1日更新

平成25年2月22日に経営審議会を開催し、第二期浄水場運転管理委託の受託者選定結果と有収率向上、耐震対策事業の取り組み等について報告しました。

開催日時

平成25年2月22日(金曜日) 13時30分~15時00分
開催場所 柿原浄水場2階大会議室
定足数 定数11名中9名出席
議事
  1. 柿原浄水場他第二期運転管理業務委託について
  2. 吉田・三間水道管理室管内修繕・緊急対応について
  3. 有収率について
  4. 第7次整備事業における耐震対策について
議事(説明事項)の概要

1 柿原浄水場他第二期運転管理業務委託について

 第二期柿原浄水場他第二期運転管理業務委託(以下、「第二期委託」)の概要について、吉田・三間地区の運転管理業務を追加したこと、すべての浄水場を第三者委託としたこと、予定額の内訳等を説明し、公募によるプロポーザル(参加2社)で(株)東芝四国支社が受託者に決定したことを報告しました。
 また、第二期委託によって、5年間で約8,700万円、各地区の中央監視装置が柿原浄水場に統合することで更新の際には約5,600万円の経費削減効果が見込まれることを報告しました。

2 吉田・三間水道管理室管内修繕・緊急対応について

 第二期委託に伴い、吉田・三間水道管理室で行っていた修繕・緊急対応について、次年度以降の体制の見直しについての報告しました。柿原本局へ一元化することにより、現場までの移動時間がかかるようになる一方で、休日夜間の24時間監視が実施されることにより配水池の水位異常や流量の変動傾向を察知し、従来の警報後の対応よりも早い段階で情報の把握ができるようになり、早期の対応や被害の縮減につながることを説明しました。

3 有収率について

 有収率向上対策として、次の取り組みを報告しました。

  1. 配水区を細分化した夜間配水流量の監視体制、
  2. 大浦地区・岩松地区の流量計ピット設置計画、高串配水池・祝森配水池の流量計更新計画
  3. 大口径メータ使用水量の検証と適正口径への変更
  4. 岩松地区の減圧対策について、局内に立ち上げた有収率向上会議

 また、有収率については、ブロックごとに漏水調査を行っていく過程で市内中心部の漏水調査を実施しなかったことにより、平成22年度に有収率が0.6%低下し目標値を大幅に下回ったこと、平成23年度以降は継続して実施してきた結果、本年度末で目標値を僅かに下回る程度まで回復したことを報告しました。

4 第7次整備事業における耐震対策について

 浄水場の耐震化率については、平成21-22年度に法花津浄水場、長谷浄水場、宮下浄水場の建替を行い、平成23年度からは柿原浄水場の耐震化に着手しており、平成26年度末には耐震化率が96.1%となる見込みであること、配水池については、平成23年度に市内で最も大きな丸山配水池の耐震診断を行った結果、耐震性能を有していることが確認できたため、耐震化率は26.5%となっていること、また、市内第2の規模の川内配水池の建て替えを計画していることを報告しました。
 管路に関しては、市内の非耐震管路の延長が約700kmに及ぶことから、耐震化率の短期間での向上は望めないが、強度の低い鋳鉄管や糊付け塩化ビニール管など漏水事故の発生しやすい管路を優先して更新するとともに、市立病院への直送管や災害給水拠点の整備などを併せて実施することにより災害に強い水道を目指していることを報告しました。