水道局の災害対策
印刷用ページを表示する掲載日:2015年7月1日更新
水道施設が地震等による被害を受けると、直接、市民の生活に大きな影響を与えます。水道局では災害時に飲料水を確保し、速やかに施設復旧をしてライフラインの確保をするために災害対策を行なっています。
水道施設の耐震化対策
地震等の災害に強い水道施設づくりを進めています。
施設の耐震化 | 市内各所の浄水場・配水施設(ポンプ場・配水池等)について、重要度等から優先順位を定め、順次耐震診断、耐震補強を行なってまいります。平成23年度より、柿原浄水場の耐震補強工事を実施しています。 |
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自家発電設備 | 浄水場には災害時に電気の供給が停止しても、水道水の供給がストップしないよう自家発電設備を設置しています。 |
老朽管の布設替 | 被害を最小限にするために、古くなった管を耐震性の高い材質や継手の水道管に取り替えています。 |
応急給水対策
災害用造水機、移動型の給水タンク・給水ポリタンク・ポリ袋を整備し、災害時に備えています。
市内に非常時給水タンク補給所を設置し、一定の水量を確保します。
危機管理マニュアル
地震、水質事故等災害が発生した時の対応について水道局危機管理マニュアルを作成し、連絡体制・役割分担を明確にし飲料水の確保や水質の保全について職員の防災意識を高めるために研修や訓練を行なっています。
災害復旧協定
災害時における、応急給水・応急復旧を円滑に行うため、宇和島市管工事協同組合と災害復旧に関する協定を締結しております。
他都市との協力体制
阪神・淡路大震災、東日本大震災では宇和島市水道局からも職員が現地入りし、給水支援活動を行いました。
円滑な応援体制をつくるため、日本水道協会中国四国地方支部相互応援対策要綱を定めております。
東日本大震災 応急給水支援(大崎市)
平成6年度松山市渇水応援