概要
吉田淳治(1951~)は、宇和島市出身の画家です。
18歳から7年間、東京で制作に専念。その後、故郷にアトリエを構え、個展を中心に全国各地で活動しています。
普段、自らの作品についてあまり説明などしない吉田ですが、今展を前にこう語っています。
「モノ、あるいはモノゴトは目に映りやすいとも言えるが、捉え所がないのが空間。だが、揺れ動く空間はあらゆる場面において存在する。ならば、そこに向き合い掘り起こすことで、空間を実態として表現することができるのではないか。眼と精神性を持って、手に託しながら。」
吉田は、ここ数年、青を基調にした作品を制作しています。複数の青系の絵の具を丹念に塗り重ね、吸い込まれるような深い表情を描く油彩画は、観る者の心に強く静かに語りかけてくるようです。
今展では、油彩画の大作を中心に、水彩画を加え、近作約30点を展示します。美しい青の色調が織りなす深淵な世界を感じていただければと思います。
日時
会 期:2023年4月29日(土曜日)~2023年7月10日(月曜日)
休 館 日:毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)
開館時間:9時~17時(受付は16時30分まで)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会期などが変更になることがございます。
場所
〒798-1114 宇和島市三間町務田180-1
畦地梅太郎記念美術館(井関邦三郎記念館併設)
対象
一般
定員
なし
料金
大人 300円、65歳以上・大学生・高校生 200円、中学生以下・身体障がい者手帳等をお持ちの方 無料
駐車場
あり(道の駅みまと共用)
申込(有無・方法)
なし
画像
問合先
畦地梅太郎記念美術館・井関邦三郎記念館
Tel:0895-58-1133