概要
畦地梅太郎(1902~1999)は、愛媛県北宇和郡二名村(現:宇和島市三間町)出身の版画家です。山や山男をモチーフに、独自の世界を確立し、国内外で幅広く活躍しました。
戦後、50代を迎えた梅太郎は、単なる山の風景を描くことのむなしさを思うようになり、山男を描くようになりました。「山男には、モデルはいない。私の心の山男だ。」と語っています。山男の姿を通して、自分の山に対する想いや考えを表現していったのです。
山男の眼は、印象的です。作品によって、眼の表情は一つ一つ異なり、その時々の山男の心持ちを表しているようです。梅太郎は、抽象的な作品も制作していますが、その中にも眼が強調された作品があり、その大きな瞳は梅太郎の心を映し出す鏡のようにも感じられます。
今展では、梅太郎の描いた様々な眼に着目して展示をします。そこに映し出そうとした梅太郎の想いを想像しながら鑑賞していただければと思います。
日時
会 期:2023年2月10日(金曜日)~2023年4月26日(水曜日)
休 館 日:毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)
開館時間:9時~17時(受付は16時30分まで)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会期などが変更になることがございます。
場所
〒798-1114 宇和島市三間町務田180-1
畦地梅太郎記念美術館(井関邦三郎記念館併設)
対象
一般
定員
なし
料金
大人 300円、65歳以上・大学生・高校生 200円、中学生以下・身体障がい者手帳等をお持ちの方 無料
駐車場
あり(道の駅みまと共用)
申込(有無・方法)
なし
画像
問合先
畦地梅太郎記念美術館・井関邦三郎記念館
Tel:0895-58-1133