概要
畦地梅太郎(1902~1999)は、愛媛県北宇和郡二名村(現:宇和島市三間町)出身の版画家です。山や山男をモチーフに、独自の世界を確立し、国内外で幅広く活躍しました。
梅太郎は、生あるもの全てに愛のまなざしを注いで、版画を制作しました。山男とともにたびたび登場するライチョウについて、梅太郎は次のように述べています。
「自分がこつこつと独り山を歩いている、その時にライチョウに出会いますね。生きているものに会う、血の通うているものに会う。その時私はほっとするんです。そのほっとした気持ちが例えば、ライチョウを抱いている画になる。」(アルプ教室講演会)
生命に寄せる深い愛情や自然への畏敬の念、年長者への敬意など梅太郎が終生大切にした想いが作品の中に込められています。しかも、それらを直せつ的には感じさせないで、詩情豊かに描き切っています。
作品に込められた想いを想像しながら、愛にあふれた梅太郎の版画の魅力を味わっていただければと思います。
日時
会 期:2025年7月25日(金曜日)~10月20日(月曜日)
休 館 日:毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)
開館時間:9時~17時(受付は16時30分まで)
※やむを得ない事情により、会期などが変更になることがございます。
場所
〒798-1114 宇和島市三間町務田180-1
畦地梅太郎記念美術館(井関邦三郎記念館併設)
対象
一般
定員
なし
料金
大人 300円、65歳以上・大学生 200円、高校生以下・身体障がい者手帳等をお持ちの方 無料
※山の日(令和7年8月11日(月曜日))に限り入館料無料。
駐車場
あり(道の駅みまと共用)
申込(有無・方法)
なし
画像
問合先
畦地梅太郎記念美術館・井関邦三郎記念館
Tel:0895-58-1133