概要
畦地 梅太郎(あぜち うめたろう)は、宇和島市三間町出身の版画家です。上京後、版画技法と出会い、平塚運一や恩地孝四郎、前川千帆ら気鋭の版画家たちとの交流を通して、独自の画風を確立していきます。山や山男を主題に「山の版画家」として親しまれ、国際的にも幅広い活動をしました。自然を慈しみ、山をこよなく愛した梅太郎の作品は、温かいぬくもりとおおらかな人柄を感じさせ、素朴さの中にも、洗練された感性や感覚にあふれています。
小林 朝治(こばやし あさじ)は、長野県須坂市に生まれました。現吉田病院の初代眼科医長として赴任し、4年半の間勤務をしました。学生時代から画を始め、吉田町でも医療のかたわら、油彩画を描いて町内各地を巡るとともに、様々な文化活動にも取り組みました。その後、梅太郎との出会いにより、木版画を始めます。吉田町の風景を愛し、人々とのつながりを大切にした朝治の油彩画や版画は、昭和初期の吉田町の風景を味わい深く表現しています。
今展では、油彩画と版画を中心に、二人が出会った当時からそれ以後の二人の画業を振り返ります。
日時
会 期:2022年8月5日(金曜日)~2022年11月7日(月曜日)
休 館 日:毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)
開館時間:9時~17時(受付は16時30分まで)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会期などが変更になることがございます。
場所
〒798-1114 宇和島市三間町務田180-1
畦地梅太郎記念美術館(井関邦三郎記念館併設)
対象
一般
定員
なし
料金
大人 300円、65歳以上・大学生・高校生 200円、中学生以下・身体障がい者手帳等をお持ちの方 無料
※山の日(令和4年8月11日(木曜日))に限り入館料無料。
ただし、新型コロナウイルスの状況により中止となる場合があります。
駐車場
あり(道の駅みまと共用)
申込(有無・方法)
なし
画像
問合先
畦地梅太郎記念美術館・井関邦三郎記念館
Tel:0895-58-1133