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8月公開の無形民俗文化財

印刷用ページを表示する 記事ID:0053916 更新日:2021年1月5日更新
名称 伝承地 保存団体 区分 公開期日
いさ踊り 遊子(ゆす)
津の浦(つのうら)地区
いさ踊り保存会 8月15日

いさ踊り津の浦界隈(かいわい)の海は難所として知られ、水死者の亡霊を(ぼうれい)なぐさめるため、江戸時代に始まったとされています。踊り手は白装束に黒の襷(たすき)・黒帯・赤い鉢巻をしめて、8人の青年が右手に大きい紙垂(しで)を持ち、それをふりかざして踊ります。3艘の船を横にならべて結び、上に板を渡して踊り場と囃子(はやし)の場を設け、海上に漕ぎ出して踊るのが本来の姿ですが、今は地区の港や集会所で踊られています。詳細

トントコ踊り 蒋淵(こもぶち) トントコ踊り保存会 8月15日

トントコ踊り江戸時代に、日照り・不漁・疫病(えきびょう)が続き、村人たちは平家の落人(おちうど)の祟(たた)りとおそれて供養(くよう)塔を建てましたが、その時の供養の踊りがこの踊りの始まりと伝わっています。トントコ、トントコという太鼓や鉦(かね)の音にあわせて踊り手が踊り、住民が踊り船に向かって拍手をおくります。新盆の家々では、この踊りで故人への思いをあらたにするのです。詳細 / 動画(平成15年撮影、外部リンク※YouTube)

せんす踊り 本九島(ほんくしま) 九島せんす踊り保存会 8月14・15日

せんす踊り14日、新盆を迎えた新仏の供養のために踊る盆踊りで、16~18歳の女子が、扇子を巧(たく)みに操りながら踊ります。15日には港の広場でも踊られ、一般の方も観覧することができます。踊りの由来ははっきりしていませんが、宇和海沿岸部には扇子を持って踊る盆踊りをする地区があります。九島には本九島、百之浦(ひゃくのうら)、蛤(はまぐり)3つの地区があり、それぞれに踊り方や衣装が異なっていましたが、今は本九島のみで踊られています。詳細

河内口説
(かわちくどき)
吉田町
河内(かわち)
河内口説保存会 8月14日

河内口説江戸時代より伝わっているもので、もともとは初盆の新仏をとむらうため新仏の家で行われていました。また、豊作祈願(きがん)の奉納踊りとして、8月14日に大師堂(だいしどう)でも催されていました。今は新仏の家では踊られず、地区の盆踊りと大師堂で期日を合わせて行われています。詳細

六斎念仏
(ろくさいねんぶつ)

津島町
下畑地(しもはたじ)
上槙(かみまき)地区

六斎鉦(しょう)保存会 (休止中)
六斎念仏踊り念仏の一つで、8・14・15・23・29・30日を六斎日といい、その日に死霊(しりょう)・怨霊(おんりょう)の鎮魂(ちんこん)を目的に鉦(かね)を打ち経文(きょうもん)に節をつけて唱え踊ったものとされます。津島町上槙に伝承されている六斎念仏は、お盆の施餓鬼(せがき)供養として行われたものが、8月5日と8月31の2日間で行われるようになりました。詳細
※ここで紹介する内容は近年の開催状況を踏まえたものです。
※詳細のリンク先は、宇和島市公式HP中の指定文化財を紹介するページとなります。その記事は平成30年刊行の
 『新宇和島の自然と文化(一)再訂増補版』に基づいているため、開催日などここで紹介する内容と一部異なる
 ものがあることを、あらかじめご了承おきください。

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