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10月公開の無形民俗文化財

印刷用ページを表示する 記事ID:0070677 更新日:2021年12月27日更新
 
名称 伝承地 保存団体 区分 公開期日
三浦天満神社祭礼の練り 三浦東
三浦西
三浦天満神社練り保存会 10月19日

三浦天満神社の練り(相撲練り)愛媛県西南部の祭礼の多くは、古風で内容豊かな練りがたくさん繰(く)り出され、にぎやかに催(もよお)されていましたが、今はほとんどの地域で鹿踊りや牛鬼といった一部の練物(ねりもの)のみが行われています。しかしながら、この三浦地区にある天満神社祭礼の練りは、多彩(たさい)な練物が集落ごとに今でも継承(けいしょう)されています。継承されている練物は、次の9つとなります。お鉄砲(徒(かち)練り)、お弓(徒練り)、相撲練り、鹿踊り、荒獅子(獅子舞)、桃太郎(徒練り)、大江山(徒練り)、よいやさ(四つ太鼓)、牛鬼。詳細 / 動画(平成4年頃撮影、外部リンク※YouTube)

八ツ鹿踊り 野川 (のがわ) 八ツ鹿保存会 10月29日

八ッ鹿宇和島藩(はん)の氏神であった宇和津彦神社祭礼の練物(ねりもの)として演じられます。この踊りは、仙台藩主伊達政宗(まさむね)の長男、秀宗(ひでむね)が慶長(けいちょう)20(1615)年に宇和島に入部後に始められたとされ、愛媛県西南部に広まっている鹿踊りでは最も古い歴史を持っています。八ッ鹿踊りは、雄鹿(おじか)7体、雌鹿(めじか)1体の計8体で構成され、雌鹿が隠され、雄鹿が探し求めるという筋立てで踊られます。声変わり前の小学男子児童が、美しく哀愁(あいしゅう)をおびた旋律(せんりつ)で唄い踊る姿は、とても優美です。 詳細 / 動画(平成18年撮影外部リンク※YouTube)

お槍振り 野川 (のがわ) お槍振り保存会

休止中

お槍振り宇和島藩(はん)の氏神であった宇和津彦神社祭礼の練物(ねりもの)として演じられていましたが、今は休止しております。独特の法被姿(はっぴすがた)の道中奴(どうちゅうやっこ)のいでたちで、槍を操り、情緒(じょうちょ)豊かな歌にあわせた「槍踊り」です。踊りは4人1組で槍を肩にし、歌に合わせゆったりとした重厚な身振り、手振りの踊り方で、合間に向き合って槍を投げ渡すなど、素朴(そぼく)で豪快(ごうかい)な非常に体力のいるものです。祭礼の練りとしては休止していますが、令和2年には地元中学校(城南中学校)の地域学習として取り組みがなされ、保存会の方々の指導の下、中学生たちによる奉納がなされました。詳細 / 参考動画(昭和9年撮影※和霊神社祭礼、外部リンク※YouTube)

※ここで紹介する内容は近年の開催状況を踏まえたものです。
※詳細のリンク先は、宇和島市公式HP中の指定文化財を紹介するページとなります。その記事は平成30年刊行の
 『新宇和島の自然と文化(一)再訂増補版』に基づいているため、開催日などここで紹介する内容と一部異なる
 ものがることを、あらかじめご了承おきください。

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