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宇和島市では、毎年、小学4年生と中学1年生を対象に小児生活習慣病予防健康診査を実施しています。
令和5年度に、市立宇和島病院と静岡社会健康医学大学院大学の協力を得て、平成30年度から令和5年度までの6年分の健診結果を分析をしたところ、肥満と生活習慣病の関係や小児期の運動習慣の大切さが明らかになりました。
生活習慣病予防は家庭から~小児期の生活習慣病リスク因子とその予防~ [PDFファイル/369KB]
肥満は、次のことが関連していました。
小児期の運動習慣は体重に強く影響しており、運動量を増やすことによる肥満の改善率が高い。
9歳から12歳になる間に運動習慣が身につくことで、10%以上の肥満度の改善が期待できる。
両親に脂質異常症があると、子の総コレステロールが高い。
生活習慣病は、子どものころからの良くない生活習慣の積み重ねにより起こる病気です。家族で生活習慣を見直し、生活習慣病予防を始めましょう。
市内の小学校に通う小学4年生に向けた健康教育の教材を、宇和島市で作成・配布しています。