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宇和島市の高血圧対策
宇和島市では、市民のみなさんの健康を守るため、令和2年度から高血圧対策に力を入れた取組を行っています。
★重症化するリスクの高い方への受診勧奨・生活改善のアドバイス
★子どもの未来を守る健康習慣 ★学校出前講座の様子と声のご紹介
なぜ、血圧が高いといけないの?
高血圧とは、心臓が全身に血液を送り出す時や心臓に戻るときに血液が血管の壁を押す「ちから」のことです。
「高血圧」が続くと、血管が傷つき、脳卒中、心筋梗塞、人工透析に繋がる腎臓病等を引き起こします。
宇和島市高血圧の現状(分析データ)
【高血圧者の割合】
特定健診受診者の中で、高血圧者の割合が、全国や県と比べて高くなっています。
宇和島市では少しずつ改善の傾向も見られるものの、依然として全国や県と比較して高血圧者の割合が高い状況です。

参考:特定健診・特定保健指導 法定報告結果(R5)
【生活習慣病治療者の割合】
実際、宇和島市では、虚血性心疾患、脳血管疾患発症の7~8割の方に高血圧があり、脳梗塞や心筋梗塞などを予防するためには、血圧のコントロールが重要であると考えられます。
| 脳血管疾患 | 虚血性心疾患 | 糖尿病性腎症 | ||
|---|---|---|---|---|
| 全体に占める割合 | 8月8日% | 9月7日% | 1月7日% | |
| 基礎疾患の重なり | 高血圧 | 78.0% | 78.2% | 78.5% |
| 糖尿病 | 37.7% | 44.2% | 100% | |
| 脂質異常症 | 63.9% | 75.3% | 79.2% | |
参考:国保 生活習慣病治療者の構成割合(R5月5日月診療分)
↓こちらもぜひ、ご覧ください↓
市政広報番組第35回 症状のない今こそ血管をいたわろう!~宇和島市民の高血圧解決に向けて~
市政広報番組第47回 薬の適切な服用と生活習慣の改善で血管を守ろう!
今日から始める健康血圧生活。高血圧予防で笑顔あふれる毎日を一緒に!
知ることから始まる健康習慣。まずは血圧測定をしましょう。
(1)健(検)診を受診する
健(検)診についてはこちらをご参照ください。
https://www.city.uwajima.ehime.jp/event/tokuteikenshin.html
(2)家庭血圧を測定する

目標とする血圧値
〈血圧が高い方はここまで下げて健康を維持しましょう、という目標値〉
| 家庭血圧 | 125/75Mmhg 未満 |
| 診察室血圧 | 130/80 Mmhg未満 |
〈高血圧管理・治療ガイドラインで定められている健康的な血圧値(正常血圧)〉
| 家庭血圧 | 115/75Mmhg 未満 |
| 診察室血圧 | 120/80 Mmhg未満 |
食卓から始める健康習慣。減塩と野菜で血圧ケア!
(1)塩分は血圧を上げる! 「だし」「酸味」「香辛料」を活用し、塩分を控えましょう。
目標とする1日の塩分摂取量の目標値

(2)野菜不足は塩分を上げる! 余分な塩分を体外に排出しましょう。
塩分(ナトリウム)を体外に排泄する働きのあるカリウムをしっかり摂る。
1日の野菜摂取目標量は、1日5皿 350g/日。
朝・昼・晩 生だと両手いっぱいずつ・ゆでたものは片手いっぱい。
野菜以外にもカリウムの多い食品たち

(注:医師から腎臓病と言われている方は、カリウム摂取について医師の指示に従ってください)
鯛たべよう!塩分減らそう!減塩鯛レシピ
令和2年度宇和島市食生活改善推進協議会主催で、減塩鯛レシピ募集を行いました。
地産地消の推進と併せて、養殖生産量日本一の鯛を使い、だしやうま味を生かしたレシピを広く募集し、35点の応募がありました。
さらにその中から14のレシピを厳選し、「宇和島鯛膳集vol.5.」へ掲載しています。
↓こちらもぜひ、ご覧ください↓
市政広報番組 第37回 「鯛たべよう!塩分へらそう!減塩鯛レシピ募集」事業について
宇和島の旬の野菜カレンダー
宇和島市食育連絡会において、宇和島の旬の野菜を調査し、カレンダーを作成しました。
さらに、チラシ内のQRコードを読み取ると、学校給食のレシピや、家庭で簡単に作れるレシピを紹介しています。
【春・夏に旬を迎える野菜】 【秋・冬に旬を迎える野菜】

体を動かして血圧もスッキリ!
運動不足や肥満は血圧を上げる!
週3回・1日30分の有酸素運動をしましょう。
ラックポイントでは、ヘルスケア機能を活用して日々の歩数を貯めることで、宇和島市の電子地域ポイントを獲得できます!
オススメ! 市では、市民の健康づくり推進のため、「うわじま歩ポ(うわじま健康マイレージ事業)」を実施しています。
https://www.city.uwajima.ehime.jp/event/kennkou-mile-uwajimaarupo.html
Rucpointアプリ専用ページはこちら
重症化するリスクの高い方への受診勧奨・生活改善のアドバイス
特定健診・後期高齢者健診の結果が高血圧*二度(160~179/100~109Mmhg)以上で、血圧の薬を飲んでいない方へ受診勧奨・生活改善指導をしています。
健診結果とともに郵送した「生活習慣病連絡票」をもって医療機関へ受診し、生活改善のための指導の有無を医師に判定していただきます。
医師が、保健師や管理栄養士等の保健指導が必要と指示した場合、本人や家族へ、生活改善のための助言や相談を行います。
R7年度の特定健診受診者のうち、高血圧*三度(180/110Mmhg以上)で、血圧の治療をしていない方は47名おられました。
そのうち、治療を開始した方の6割以上が高血圧*二度以下に改善しています。
未治療の方の中には、脳卒中を起こされた方もおられます。
脳卒中や心筋梗塞、腎不全を防ぐためにも、高血圧と言われた場合は一度医療機関を受診し、降圧治療について医師と相談しましょう。

(*高血圧の表記は、正式にはローマ数字ですが、アクセシビリティの観点から、漢数字で表記しています。)
↓こちらもぜひ、ご覧ください↓
自宅用に貸出機器(血圧計・ナトカリ計・塩分チェッカー)
自宅に血圧計をお持ちでない方や、食事に含まれる塩分が気になる方に対して、無料で「血圧計・ナトカリ計・塩分チェッカー」を貸出ししています。
「とりあえず、お試しで」「自分の作った料理の味付けは濃いのか気になる」方など、ぜひお気軽にご利用ください。
機械操作も簡単です。操作方法もお伝えしますので、安心してご相談ください。
血圧計
高血圧が疑われる場合、2週間程度自宅で血圧を測定してから、医療機関を受診することをおすすめしています。
また、毎日の血圧値を記録できるよう、血圧手帳も配布しています。
ナトカリ計
尿中ナトカリ比を測定したい方へ貸出ししています。
食事や間食の内容によって、ナトカリ比は大きく変動するため、こまめに測定しましょう。
塩分チェッカー
汁物に含まれる塩分を測定します。毎日の食事を減塩したい方へレンタルしています。
高血圧予防講座
宇和島市と協定を結んでいる関係機関・事業所の皆さん向けに、高血圧予防講座を開催します。
詳細はチラシをご覧いただき、参加をご希望の方は申込書をご利用ください。
減塩商品・高血圧対策のPR
店舗内にある減塩商品が目立つよう、Popを作成し、店舗内で掲示していただきました。
また、店舗入口においてのぼり旗を設置していただき、高血圧に取り組んでいることをPRしています。
のぼり旗は、市役所入り口や、市立宇和島病院、道の駅きさいや広場等、ミニのぼりは市役所や公民館等に置き、PRしています。
新規で設置していただける店舗を随時募集していますので、ぜひ、お声かけください。



津島地区における高血圧対策(モデル地区高血圧対策)
津島地区における高血圧対策は、子どもから大人まで、幅広い年齢層に対して、保健師と栄養士が高血圧に関する健康教育を実施しています。
また、普段の塩分量を知るきっかけ作りとして、健康教育やイベント時に、減塩商品の試食や配布を行う等、減塩商品の普及啓発も行っています。
さらに、減塩商品が気になる、買いたいと思ったときに、すぐ手に取っていただけるよう、津島地区のスーパーにある減塩商品の一覧を作成し、配布しています。

「塩分チェックシート」でご自身の塩分摂取量をチェック
スマホで読み取るだけで、自動計算で簡単に塩分摂取量をチェックできます。

子どもの頃から取り組む高血圧予防
子どもの未来を守る健康習慣! 薄味の食生活で家族みんなの高血圧予防を。
年齢によって体の大きさや塩分を処理する能力は異なるため、成長過程にある子どもたちが過剰に食塩を摂取すると、身体に負担をかける可能性があります。
そのため、子どもの食塩相当量の目標摂取量は、年齢別に細かく設定されています。
毎日の小さな意識の積み重ねが、未来の健康につながります。家族みんなで協力して、子どもたちに健康的な食生活を提供し、世代を超えて続く「健康の循環」を育んでいきましょう!
1日の塩分(食塩相当量)摂取目標量



保健師・管理栄養士による小児生活習慣病予防をテーマにした「学校出前講座」の様子と、参加した児童・生徒、保護者の皆さんの声のご紹介
【講座の様子】
講座では、自分の食生活を振り返り、クイズや計算、模型などを通して「塩分」と「体」の関係を学びました。
実際にカップ麺に含まれる塩分量を量ったり、愛媛県が心不全での死亡率が高い現状を知ることで、子どもたちは高血圧を「大人だけの病気」ではなく、将来の自分の健康に関わる身近な課題として捉えていました。
【子どもの声(感想の抜粋)】
- 塩分の多さにびっくり! 「カップ焼きそば1つに5.9gも塩分が入っていて驚いた。1日の目標量(6g)を意識しないと、すぐに超えてしまうことが分かった」
- 今日からできる「減塩」に挑戦 「これからはラーメンやうどんのスープを全部飲まないようにしたい」 「商品の裏にある栄養成分表示を見て、塩分を確認する癖をつけたい」
- 野菜の力も活用したい 「野菜をたくさん食べると、体の中の余分な塩分を出してくれると学んだ。バランスの良い食事を心がけたい」
- 将来の健康を考えて 「高血圧は怖いと思っていたけれど、子どものうちから減塩の習慣をつけることが大切だと分かった」
【保護者の声(感想の抜粋)】
- 親子で学ぶ良い機会に 「子どもには今のうちに薄味に慣れてほしいと思っていた。実際に数字を見たり計算したりすることで、親子共々、意識を高めることができた」
- 家庭での食事を見直すきっかけ 「毎食の塩分量を計算してみて、想像以上の多さにショックを受けた。これからは家族で気を付けていきたい」
- 正しい知識の習得 「血圧の『上の値』『下の値』の意味をなんとなくでしか知らなかったので、とても勉強になった」
子どもたちは講座を通して、「今の食習慣が将来の健康な体を作る」ということを学び、家庭でも減塩や野菜摂取について話し合うきっかけが生まれています。
↓こちらもぜひ、ご覧ください↓
「健康なまちうわじま」を目指して!みんなで始める高血圧対策
宇和島市は「健康なまちづくり」を目指して、市民の皆さんと共に高血圧対策に取り組んでいます。
予防のカギは、日々のちょっとした習慣の改善。一人ひとりの意識が、地域全体の健康を支えます。
少しの行動変化が、明日の笑顔につながります。今日から一緒に始めてみませんか?


