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この前の結婚1周年の記念日のときに途中まで書いたのに、素直になれずあなたに渡せなかった手紙があります。 あの時もひどい夫婦喧嘩をしたからね。『30年目のラブレターinうわじま』という素敵な企画を見つけたの。良い機会なのであの時の手紙の続きを書いてみようと思います。 愛する愛する和真くんへ 和真くん、いつも本当にありがとう。今日は初めての結婚記念日ですね。 この一年は和真くんにとってどんな日々でしたか?私は本当にあっという間の一年でした。 二人とも初めてのことが多く、二人の二人らしい形がなかなか見つからず、沢山ぶつかりましたね。二人とも心から愛し合っているはずなのにお互いに傷つけ合ってしまい、私はとても悲しかったです。 でも、一年前の今日、ドキドキしながら一緒に婚姻届を出したことは間違っていなかったと確信しています。 夫婦って不思議なものだなぁと最近しみじみ感じています。 本当に心から大好きでたまらない人と結婚したはずなのにときどき相手が嫌でたまらなくなったりします。悲しくて辛くてもう無理かなと思ったりもします。 でも、今私は相変わらず和真くんの隣に居ます。和真くんも私の隣に居ます。それは私達が本当に愛し合っている証拠なのだと思います。 人は一番愛する人に一番自分の気持ちをわかってもらいたいようです。認め合い、尊敬し合いたいようです。どんな大喧嘩をして、どんなに傷ついたとしても諦めずに仲直りしたいようです。 和真くんは今幸せですか?私と結婚して良かったですか?私はとても幸せです。きっと30年後はもっともっと幸せです。 だから私は心から願っています。 30年後もきっと、いや必ず、あなたへ30年間の感謝溢れる『30年目のラブレター』を書けることを。 どうかずっと健康で優しい笑顔の和真くんでいてくださいね。 私と結婚してくれてありがとう。 心から愛しています。
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