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新型コロナウイルスの感染拡大防止と新たな外来診療・検査体制について(市長メッセージ)12

印刷用ページを表示する 記事ID:0061594 更新日:2020年11月6日更新

メッセージ全文

 現在、散発的な発生は確認されるものの、県内での新型コロナウイルスの発生状況は比較的落ち着いており、本市においても、7月の1件以外に新たな感染は確認されていません。改めて、市民の皆さんお一人おひとりの取り組みと事業者の皆さんのご理解・ご協力に感謝申し上げます。
 しかしながら、今後、季節性インフルエンザの流行により、多数の発熱患者等の発生が予想されます。
 このため、愛媛県では、同時流行といった事態に備えるため、医師会はじめ関係機関と協議を進め、11月16日(月曜日)か ら、発熱患者等に対する新たな外来診療・検査体制に移行することになりました。

 具体的には、11月16日以降に、発熱等の風邪症状で受診したい場合は、まず「かかりつけ医」等に、前もって電話等で相談し、その指示に従って受診してください。
 また「かかりつけ医」が対応できない、あるいは「かかりつけ医」がいない場合は、「受診相談センター(コールセンター)」に電話し、最寄りの「診療・検査医療機関」の紹介を受けて、電話で相談の上、受診してください。
 診察の結果、医師が必要と判断した場合は、この医療機関において、インフルエンザあるいは新型コロナウイルス感染症の検査(抗原検査)が行われます。
 今後、多数の発熱患者等が発生した場合でも、適切に対処できる体制が整備されていますので、市民の皆さんには、安心して、冷静に対応していただきますようお願いします。
 繰り返しになりますが、発熱等の風邪症状がある場合は、直接、医療機関を訪れるのではなく、必ず、事前に医療機関やコールセンターに電話で相談した上で、その指示に従って受診していただくようお願いします。

 これから、忘年会のシーズンを迎えるほか、クリスマス、大晦日、初詣など、不特定多数の人が集まる行事が続きます。これらの多くは主催者が存在せず場内管理等が不十分で、感染やクラスターの発生リスクが一段と高まる恐れがあります。
 こうした行事に参加する場合は、対人距離の確保、手指消毒、マスクの着用、大声の自粛など、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
 その上で、特に感染リスクが高まる、「不特定多数の人が密集し大声等の発生を伴う行事やパーティー等への参加」、「大量または長時間・深夜にわたる飲食」、「飲酒しての季節行事への参加」等は、極力控えていただきますようご協力をお願いします。

 また、国の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」は、年末年始に関する休暇の分散取得等について政府に提言を行いました。特に、事業者の皆さんには、帰省や旅行等による人の流れが極力分散されるよう、雇用者の方々に、年末年始の前後も含めた休暇の分散取得について積極的な呼びかけをお願いします。

 なお、都道府県をまたぐ移動が制限されず「Go To トラベル」等も推進されている中で、いつ、どこで散発的な感染が発生してもおかしくない状況です。一律に、県外訪問の自粛や、帰省者の行動を制約したりする必要はありませんが、旅行や行事、ビジネス等で必要となる県内外への訪問、県内外からの訪問は、感染リスクに気を付けて行ってください。
 ただし、その際は、訪れる地域の感染状況、訪れる会場等の感染防止対策、面談する相手方の体調や行動履歴などを個別具体的に勘案してください。その上で、訪問の必要性、訪問中の行動、訪問後の健康管理等を適切に判断し、賢明な行動をとっていただくようお願いします。

 大切なのは、基本的な感染防止対策を、実直に確実に継続して実践していただくことです。市民の皆さんにおかれましては、引き続き、気を緩めることなく
 「うつらないよう自己防衛!」 「うつさないよう周りに配慮!」 「習慣化しよう3密回避!」
といった感染回避行動の徹底をお願いします。

令和2年11月6日 宇和島市長 岡原 文彰

 

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