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宇和島市立津島病院 院長 松久 進 (まつひさ すすむ)
当院は1957年に津島町国民健康保険中央病院として開設、1981年に町立津島病院と改名され1999年には10診療科130病床を備える医療機関として整備されました。
その後2005年、市町村合併により宇和島市立津島病院となり現在に至ります。2024年現在は一般病床35、地域包括ケア病床25、療養病床40の計100病床で運営していますが厚労省の方針もあり病院の在り方を検討していく必要があります。
医師不足のため常勤医も3人程に減り厳しい状況ですが、2023年に新型コロナ感染症が5類感染症となるまでの約3年間は、公的病院としてワクチン予防注射・診断・治療に努めてきました。
今後は地域住民の高齢化により在宅医療、リハビリ、終末期の緩和医療等が重要となる見込みであり、皆さんに親しまれる病院となるよう一層の精進を心掛ける所存でございます。
広大な面積を有する津島地域における一次救急診療、また市立宇和島病院、JCHO宇和島病院、徳洲会宇和島病院等の回復期後方支援病院として、さらに南予地域で希少な療養入院透析が可能な病院として職員一丸となり努力してまいります。
2024年4月1日