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妊娠の経過

印刷用ページを表示する 記事ID:0089193 更新日:2023年5月31日更新

妊娠初期のころ(~4か月)

新しい命が芽生え、幸せを感じる一方で、これから起こる変化に不安を感じることも多いことでしょう。
つわりなどで体調に変化があり思うように動けず辛い気持ちになりがちですが、自分のペースでかまわないのでストレスをためないようのんびり過ごしましょう。

仕事をしている妊婦さんは「母性健康管理指導事項連絡カード」を活用するなど職場の人と働きやすい環境を一緒に考えてもらいましょう。

赤ちゃんへの影響を考え、薬を飲むときは、医師や薬剤師と相談するようにしましょう。禁酒や禁煙についてパートナーと話し合うことも大切です。

栄養のこと

つわりのため、必要な栄養がとりにくい時期です。焦らずに、まずは食べられるものを選んで食べましょう。
極端な体重減少や脱水症状などが現れた場合は、早めに受診しましょう。食事の摂れる方は、栄養バランスよく食べましょう。

つわりが治まると、その反動で食欲が旺盛になったり、つわりで食べられない時の生活リズムから、朝食の欠食に繋がったり、急激な体重増加の原因になることがあります。
生活リズムを改善し、1日3食バランスよく食べましょう。

妊産婦の食事について(宇和島市ホームページ)

そのとき、パパは?

ママが重たい荷物を持ったり、転んだりしないように注意しましょう。
また、妊娠・出産について情報を集め、ママにどんな協力や配慮ができるか考えてみましょう。

心身ともに不調になってしまうママに代わって、家事を行うことも増えるでしょう。
仕事との両立を考え、二人で段取りを考えましょう。

 

妊娠中期のころ(5~7か月)

胎動を感じ始め、妊娠の実感がわくこの頃は、体調が整い動きやすくなってきます。マタニティライフを楽しみましょう。

新しい家族を迎えるために生活習慣や食生活を見直すのもよいでしょう。

病院や市の母親学級、パパママスクールへも参加できるようになります。出産や育児について事前に学べるチャンスです。他の妊婦さんとの会話で気持ちを共有できることも多いでしょう。

体調が良いからと言って普段やっていなかったことを急に始めるのは注意がいります。旅行などもできる時期ではありますが負担がかからない計画をたてるようにしましょう。どちらも主治医や助産師に相談することを忘れずに。

栄養のこと

妊娠中はホルモンのバランスの変化などで虫歯や歯周病になりやすい時期です。
歯周病などの炎症によって、早産や低体重児出産などのリスクが高まると言われています。

安定期に入ったら、母子健康手帳と一緒に交付される「妊婦歯科健康診査受診票」を使って、お口の健康を確認しましょう。

糖分の多いジュースやお菓子はお口の中を酸性にし虫歯の原因になります。
時間を決めて、だらだら食べないようにし、食後の歯磨きのほか、ぶくぶくうがいをこまめにしましょう。

妊産婦の食事について(宇和島市ホームページ)

そのとき、パパは?

ママの体調が落ち着いてきたら、赤ちゃん用品の買い物などにも一緒に出かけ、赤ちゃんを迎える準備や、夫婦二人の時間を楽しみましょう。
また、パパママスクールへの参加を通じて、育児の知識も身に付けましょう。

精神的にも不安定になるママの話をしっかりと聴き、ママの気分転換の機会もつくりましょう。

パパも一緒に、「歯周疾患検診」を受けましょう!

 

妊娠後期のころ(8~10か月)

赤ちゃんの発育が目覚ましくなります。腰痛がで始めたり、胃への圧迫感で食事が入りにくくなってくる方も多くなります。無理をせずしっかり休息をとりましょう。

仕事をしている妊婦さんも産休に入るころですが、急な生活の変化で体重が増えすぎる場合もあるので食生活など気を付けましょう。

里帰り出産を考えている方は8か月頃に済ませましょう。

お産や子育てのイメージをしてお産に備えましょう。いつ入院してもいいように、家族と一緒に確認しておきましょう。赤ちゃんに会える日を楽しみに・・・。

 □産後の育児環境は整いましたか

 □入院グッズは準備できていますか

 □陣痛がきたときの連絡先は決まっていますか(家族や医療機関、移動手段など)

栄養のこと

妊娠後期になると胃が子宮に圧迫されてすぐに満腹になったり、一度に食べられる量が少なくなったりします。
食事の回数を増やすなど工夫して、必要な栄養をしっかり摂りましょう。​

妊娠中は血液の全体量が増え、鉄分がさらに多く必要になり、貧血になりやすくなります。​
鉄不足は、貧血や疲れやすい体になるだけでなく、赤ちゃんに必要な酸素や栄養を届けられなくなります。
積極的に鉄の多い食品を選びましょう。

また、「妊娠高血圧症候群」や「妊娠糖尿病」にも注意が必要です。

妊産婦の食事について(宇和島市ホームページ)

そのとき、パパは?

ママの食事や睡眠、体重コントロールを二人で考え、パパも感染症や健康管理には十分気をつけましょう。

中腰やしゃがむことを強いられるひざから下の仕事(お風呂の掃除や草むしり、床の拭き掃除など)や重たい物を持つ仕事などは、パパが率先して行いましょう。

また、入院・出産の準備、段取りをママと確認し、出産時はできるだけママに付き添えるような体制をつくっておきましょう。

 

産後

産後、授乳中の食事は、母乳や産後の体の回復のため、妊娠前よりもエネルギーやたんぱく質、ビタミンなど多く摂る必要があります。
母乳は血液から作られ、食事内容が大きく影響します。

育児に忙しく、食事を簡単に済ませてしまいがちですが、「主食」「主菜」「副菜」をそろえ、バランスよく食べるよう心がけましょう。
エネルギーに加え、葉酸・たんぱく質・鉄・カルシウムを積極的に摂りましょう。

妊産婦の食事について(宇和島市ホームページ)

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