ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 新型コロナウイルス感染症対策特設サイト > 新型コロナウイルスの感染拡大防止について(市長メッセージ)38

本文

新型コロナウイルスの感染拡大防止について(市長メッセージ)38

印刷用ページを表示する 記事ID:0000005 更新日:2022年2月18日更新

メッセージ全文

市長の岡原です。
本日、2月18日も、速報値として県内で200名以上の新型コロナウイルスの陽性が発表されるなど、感染状況は依然として高い水準が続いており、本市においても、連日、新たな陽性確認が続き、年明け以降だけで400名近い感染者となっております。改めて、オミクロン株の感染力の強さを思い知らされているところです。市民・事業者の皆さまには、引き続き、県外との不要不急の往来や行動の自粛など「オミクロン株感染拡大特別警戒期間」の要請内容を、しっかりと守っていただき、子ども達や重症化リスクの高い高齢世代などを守るためにも、人と接する場面ではマスクを正しく着用し、こまめな手洗い・手指消毒、定期的な換気など、引き続き油断することなく、基本的な感染回避行動の徹底をお願いします。
一方で、県の分析では、感染対策が徹底されている認証店での、ルールをしっかり守った上での会食については、リスクがほとんどないとの見解も示されております。市民の皆さまには、オミクロン株の特性を踏まえた「ウィズコロナ」の生活にも意識を向けていただければと思います。
また、先日もお伝えしたとおり、感染力の強いオミクロン株では、自宅療養や濃厚接触者となられる方が増加しており、家庭内での感染事例が多く確認されています。今一度、ご覧の「注意事項8つのポイント」を参考にしていただき、各ご家庭において、できる限りの対策をお願いします。
なお、感染に不安を感じる無症状の方を対象に、2月28日まで、県総合保健協会南予支所において、無料検査を受けることができます。詳細は協会ホームページでご確認いただくか、市保険健康課(24-1111内線3131)までお問い合わせください。
少しでも症状のある方は、迷わずに、出勤や登校、外出を控え、医療機関に連絡の上、速やかな受診をお願いします。

次に、「第3弾宇和島市中小企業等応援給付金」について、お知らせします。
コロナ禍の長期化により事業者の皆さまへの影響も大きいことから、事業継続に向けた取り組みを支援するため、市独自で第3弾となる応援給付金を支給することといたしました。対象は、令和元年の年間事業収入が120万円以上あり、令和3年の年間事業収入が、令和元年と比べて15%以上減少した中小企業者の方などで、支給額は、一律20万円となっています。既に、国の「事業復活支援金」や「えひめ版応援金」などを受給された方でも、要件を満たす場合には申請することができますので、ぜひご活用ください。申請期間は、2月21日(月曜日)から5月31日(火曜日)までで、申請方法は、感染拡大防止のため原則、郵送としております。詳細については、市ホームページでご確認いただくか、商工観光課(49-7080)までお問合せください。
また、先日、愛媛県から「第4弾えひめ版応援金」の実施についても発表がありました。予算成立後に専用コールセンターでの申請受付が開始される予定となっておりますので、こちらについても、県ホームページをご確認の上、ぜひご活用ください。

続いて、「大学生等生活応援給付金」について、お知らせします。
新型コロナの影響により修学等に不安を抱えている大学生などを経済的にサポートするため、給付金の申請を受け付けております。対象となるのは、平成15年4月1日までに生まれた方のうち、令和4年2月1日時点において、市内外の大学、短期大学、高等学校等に在学されている方で、支給額は1人につき5万円、申請できるのは、令和4年2月1日時点で、市内に居住し、大学生等を扶養している保護者の方となります。申請期限の6月30日(木曜日)までに、インターネットまたは郵送で申請してください。詳細については、市ホームページでご確認いただくか、企画情報課(49-7105)までお問合わせください。

次に、ワクチンの追加接種について、お知らせします。
現在、65歳以上の高齢者の方への接種を進めておりますが、明日、2月19日(土曜日)から3月12日までの土日・祝日の計8回、市総合体育館で集団接種を実施いたします。ワクチンの供給体制から、2回目までのファイザー製ではなく、武田/モデルナ製を接種する、いわゆる「交互接種」となりますが、効果については良好とのデータが明らかとなっており、副反応に関しましても、海外や本市での接種事例からも、1 回目・2回目接種と同程度であり、同じ種類のワクチンを接種した場合との差が無かったことが報告されていますので、安心して接種を受けていただければと思います。予約されている方は、お知らせの注意事項をご確認の上、ご来場ください。なお、会場までの移動が困難な方に対するワンコインタクシーや離島航路の無料チケットもございますので、詳細についてはホームページでご確認の上、お気軽にご利用ください。

また、64歳以下の方への追加接種につきましては、本日、2月18日(金曜日)以降、2回目の接種完了時期の早い方から順次接種券を送付してまいります。お手元に届き次第、ご自身で、インターネットまたはコールセンター(0570-00-0389)、あるいは、市役所及び支所の窓口で予約の上、接種をお願いします。

次に、5歳から11歳までの小児の方へのワクチン接種についてお知らせします。
厚生労働省によりますと、令和4年2月現在で、国内における小児の新型コロナウイルス感染状況は、中等症や重症例の割合は少ないものの、オミクロン株による感染が拡大する中で重症に至る症例数が増加傾向にあること、感染者全体に占める小児の割合が増えていることが報告されています。今後、様々な変異株が流行することも想定され、慢性呼吸器疾患や先天性心疾患などの基礎疾患を有する小児では、感染により重症化するリスクが高くなることから、同省の審議会で議論された上で、小児の方もワクチン接種を受けられるようになりました。また、小児における2回接種後7日以降の発症予防効果(※オミクロン株出現前のデータ)は、90.7%と報告されており、一定の有効性が期待できると考えられています。
なお、接種後の副反応については、ワクチン接種後の接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、発熱等、様々な症状が確認されていますが、ほとんどが軽度または中等度であり、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められないと判断されています。
このようなことから、本市では、3月から接種を開始するようにとの国からの通知に基づき、地元医師会の小児科の先生のご意見を伺いながら準備を進めております。具体的には、3月上旬に対象となる小児の保護者の方に接種券を順次発送し、3月中旬以降の接種開始を予定しています。使用するワクチンはファイザー製の小児用ワクチンで、12歳以上の方と比べて、有効成分の量は1/3となっています。また、接種は3週間の間隔をおいて合計2回行います。
けっして強制ではありませんが、接種の効果と安全性等についての国、県からの情報をご覧いただき、特に、重症化リスクの高い基礎疾患を有するお子様の接種にあたっては、あらかじめ、かかりつけ医などとよくご相談いただいた上で、接種するかどうかの判断をしていただくようお願いします。接種できる医療機関は、現在医師会と調整中ですが、決まり次第、市ホームページでお知らせいたしますので、接種券が届きましたら、インターネットまたはコールセンター(0570-00-0389)、あるいは、市役所及び支所の窓口で予約の上、接種をお願いします。

市民・事業者の皆さまには、長期にわたり感染拡大防止にご協力いただき、心から感謝申し上げます。特に、オミクロン株の拡大を受けて、昼夜を問わず献身的に業務にあたっておられる医療従事者の皆さまをはじめ、私たちの生活を支えてくださっているエッセンシャルワーカーの皆さまのご尽力に対しまして、改めて深い敬意と感謝を申し上げます。本市といたしましては、今後とも、市民の皆さまの生命・健康を守るため、感染拡大防止対策に取り組むとともに、市民生活と地域経済への影響が最小限となるよう、引き続き、全力を尽くしてまいります。
最後に、繰り返しとなりますが、ご自身はもとより、大切なご家族、ご友人、そして地域を守るためにも、今後とも、基本的な感染回避行動の徹底をお願いします。

                                                                          令和4年2月18日 宇和島市長 岡原文彰 

関連情報

市長メッセージ資料(220218) [PDFファイル/1.72MB]

 

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)