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新型コロナウイルスの感染拡大防止ついて（市長メッセージ）20

印刷用ページを表示する記事ID：0061602 更新日：2021年4月14日更新

メッセージ全文　

　宇和島市長の岡原です。
　新型コロナウイルスについては、市内で、３月下旬から散発的に感染が確認されてきましたが、クラスターの発生など、連日、陽性者が確認され、本日は過去最大の１２名との発表がありました。
　感染された方々には、お見舞いを申し上げますとともに、１日も早いご回復をお祈りいたします。
　１２名という数字は、宇和島市の人口を考えますと、いかに大変な数字であるかということは容易にご理解いただけると思います。
　また、４月に入って１３日間で既に３３名に上っており、昨日、変異株も確認されています。その関係先や濃厚接触者も広範にわたることから、市内での感染リスクはかつてないほど高まっていると言わざるをえません。改めて強い警戒をお願いいたします。
　事例の中には、吉田中学校の教員２名の感染確認も含まれており、不安や心配をされている方も多いと存じますが、現在も、保健所において、囲い込みに向けての懸命の努力が続けられていますので、冷静な対応をお願いいたします。
　これ以上の感染拡大をくい止めるためには、市民の皆様、事業者の皆様のご協力が必要不可欠です。中村知事からも本市の危機的な状況を踏まえた強い要請があったとおり、私からも重ねて強く強くお願い申し上げます。
　〇夜だけではなく日中を含め、不要不急の外出は自粛してください。
　〇感染拡大地域や松山市との不要不急の往来は自粛してください。
　〇日頃会っていない方との接触を減らしてください。
　〇マスクは適切に着用し、こまめに手指消毒するなど、基本的対策を徹底してください。
　〇日常の会食では、大人数・長時間を避けるなど、注意事項を守ってください。
　〇発熱以外でも体調の異変を感じたら、外出を避け、躊躇無く医療機関を受診してください。
　市内で、さらに感染が拡大するのか、踏み止まることができるのか、まさに今が、その分岐点です。このまま拡大が続くようなことになれば、地域の医療供給体制への負荷が増大し、一般医療等への影響がでてくることも懸念されます。
　宇和島市が一丸となり、絶対に抑え込むとの強い意識をもって立ち向かえば、この難局を必ず乗り越えることができると確信しています。
　皆様のお一人お一人の行動が、ご自身はもとより、愛する家族や親しい友人の生命、健康を守ることにつながります。誰もが当事者として一層の危機感と緊張感を共有していただき、感染回避行動を徹底していただきますよう、重ねて強くお願い申し上げます。
　なお、感染者の特定や無責任な情報拡散などは、絶対に行わないでください。くれぐれも、落ち着いて、冷静な対応をお願いします。
　最後に、今この時も、ご自身の感染リスクを顧みず、医療関係者をはじめ最前線で奮闘されている全ての皆様に、心からの敬意と感謝を申し上げます。