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新型コロナ「年明けの注意事項」とワクチン追加接種について(市長メッセージ)35

印刷用ページを表示する 記事ID:0068789 更新日:2022年1月7日更新

メッセージ全文 

 市長の岡原です。
 市民の皆さまのご理解とご協力により、新型コロナウイルスのデルタ株による第5波は乗り越えることができましたが、海外では、感染力が非常に強いと言われている、新たな変異株のオミクロン株による感染拡大が続いています。国内においても、連日、各地で市中感染が報道されるなど油断できない状況となっており、昨日(1月6日)は、全国の新規感染者が4,000人を超えました。また、今年に入り、県内の感染状況も急速に厳しい局面を迎えており、1月4日以降、連日陽性者の確認が発表される中、本日(1月7日)は20名を超え、本市でも、約3か月ぶりに3名の陽性が発表されました。
 年末年始の県外との往来により、ウイルス(オミクロン株)が県内各地に持ち込まれている可能性があり、どの地域でも等しくリスクがある状況です。市民の皆さまにおかれましては、既に感染力が極めて強いウイルスが持ち込まれているという前提で、「年明けの注意事項」をしっかりと守っていただくとともに、まん延防止等重点措置が適用される広島県、山口県、沖縄県はもとより、感染が拡大している地域との往来を控えるようお願いします。

・引き続き、マスクの正しい着用やこまめな手洗い・手指消毒、定期的な換気など、基本的な感染回避行動の徹底をお願いします。
・外出する時は、混雑した場所や感染リスクの高い場所を避けてください。
・新年会など会食については、お店の感染対策を確認した上で、参加者の体調の確認や連絡先を把握するなど、ルールの遵守、徹底をお願いします。
・体調に異変を感じた時は、出勤や登校、外出などを控え、速やかに医療機関を受診してください。

 なお、全国的なオミクロン株の拡大を踏まえ、感染に不安を感じていらっしゃる方は、無料で検査を受けることができますので、詳細についてはホームページでご確認ください。

 このような状況の中、3回目となるワクチンの追加接種について、お知らせします。
 新型コロナワクチンの接種については、1月4日現在で、86.9%(58,680人)の方が2回の接種を終えられており、新たな感染者の減少や重症化リスクの軽減に繋がったものと考えています。しかしながら、2回のワクチン接種をしていても感染する、いわゆるブレークスルー感染や、時間の経過とともに接種効果が低減すること、さらには、オミクロン株に対応するためにも、3回目の追加接種を受けることで、発症や重症化を予防していく必要があります。
 対象者は、2回の接種を済まされた18歳以上の方で、原則、接種完了後8カ月を経過した順に、無料で、進めて参ります。既に、昨年12月1日から接種を開始しており、これまでに医療従事者約1,000人の方への接種を終えるなど、問題なく順調に進んでおります。今月からは、特別養護老人ホーム等の施設入所者及び、施設従事者、65歳以上の高齢者の方へと、順次拡大してまいりますので、ご家族や同僚等への感染を広げないためにも、可能な方はできるだけ接種を受けていただきますようお願いいたします。

 本日は、今後の進め方について、3点ご説明させていただきます。

 1点目は、65歳以上の高齢者の皆様の予約方法についてです。
 今回は、従来のインターネット・コールセンター・窓口での予約に加え、新たに「おまかせ予約」を導入します。「おまかせ予約」とは、事前に接種を希望する地域、具体的には、旧市内・吉田・三間・津島・どこでものいずれかを選んでいただくことで、市から日時・会場・ワクチンを指定してご連絡する方法で、ご本人による予約手続きが不要となります。なお、ワクチンの供給体制から、ファイザー製と武田/モデルナ製のいずれかを接種します。後ほど詳しくご説明しますが、ワクチンの効果や副反応について、差はほとんどありません。来週には、対象となる65歳以上の高齢者の皆様(約26,000人)に、ご案内文書と「返信用ハガキ」をお届けしますので、「おまかせ予約」を希望される場合は、1月21日(金曜日)までに、「返信用ハガキ」に必要事項を記入の上、ご投函いただくか。QRコードを読み取って回答してください。追って、1月下旬頃に接種券と日時・会場等を指定したお知らせを送付しますので、指定日に接種を受けていただくようお願いします。一方、「おまかせ予約」を希望されない方に対しましては、1月下旬から接種券を送付しますので、お手数ですが、ご自身でインターネット・コールセンター(0570-00-0389)・市役所、支所の窓口のいずれかでご予約をお願いします。予約開始は、2月上旬を予定しておりますので、詳しくはホームページでご確認ください。

 2点目は、集団接種についてです。
 2月中旬から3月中旬にかけて、多くの方が集中して接種時期を迎えることから、希望する方全員の確実かつ円滑な接種を進めるため、昨年同様、医師会や歯科医師会、薬剤師会をはじめ、医療機関、さらにはOB・OGを含む看護師の皆様などの全面的なご理解・ご協力を頂き、宇和島市総合体育館において集団接種を行うべく準備を進めております。具体的な日時については、追ってお知らせします。予約については、先行する「おまかせ予約」のほか、2月上旬から、インターネット・コールセンター(0570-00-0389)・市役所、支所の窓口で受付を開始します。また、会場までの移動が困難な方に対するワンコインタクシーや離島航路の無料チケットもございますので、詳しくはホームページでご確認の上、ご利用ください。

 3点目は、皆様がご心配されている、追加接種の効果と安全性についてです。
 2回目までと異なるワクチンを使用して接種することを「交互接種」といいますが、本市では、2回目まではファイザー製のワクチンを使用してきました。3回目のワクチン接種を速やかに進めるためには、国からの供給状況から、ファイザー製と武田/モデルナ製ワクチンを併用していくことになります。先行している海外での交互接種の効果や安全性についての研究によりますと、ウイルスへの抗体価、いわゆる効果については良好とのデータが明らかとなっています。さらに、副反応に関しても、海外や本市における医療従事者の皆様への接種事例からも、1回目・2回目接種と同程度であり、同じ種類のワクチンを接種した場合との差が無かったことが報告されています。このようなことから、市民の皆様におかれては、安心して、接種を受けていただきますようお願いします。

 市といたしましては、引き続き、ワクチン接種に関する情報を丁寧に提供するとともに、感染拡大防止対策はもとより地域経済活動の支援についても、全力を挙げて取り組んでまいります。また、これまで、そして今後も、新型コロナウイルスに向き合い、医療や感染防止対策、ワクチン接種などに、格別のご理解、ご尽力を頂いております、全ての医療関係者をはじめ、社会経済活動を支えていただいているエッセンシャルワーカーの皆様に、深い敬意と感謝を申し上げます。繰り返しとなりますが、市民の皆様におかれましては、ご自身はもちろん、大切なご家族とご友人の健康と命を守るため、今後とも、けっして気を緩めることなく基本的な感染回避行動の徹底とワクチン接種へのご協力をお願いいたします。

令和4年1月7日 宇和島市長 岡原 文彰

 

関連情報

年明けの注意事項(愛媛県資料) [PDFファイル/218KB]
ワクチン追加接種(3回目)について [PDFファイル/304KB]

 

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