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新型コロナウイルスの感染拡大防止について(市長メッセージ)30

印刷用ページを表示する 記事ID:0062881 更新日:2021年8月12日更新

メッセージ全文 

 新型コロナウイルスについては、大都市圏を中心に、過去最大規模の感染拡大が続いており、その影響が地方に波及し、県内でも、連日、多数の陽性が確認されています。

 昨日、8月11日の会見で、中村知事から、過去最多を大幅に超える85名もの感染が発表され、「昨今の急激な増加により、人口10万人当たりの新規陽性者の数でみると、爆発的な感染拡大状況と定義されているステージ4まであとわずかとなっており、もはや第4波を上回る大変厳しい局面に突入している。
 特に、松山市では、様々な場所で感染経路が不明な多数の事例が発生し、既に市中感染のまん延状態にあること。また、新居浜市や西条市でも同様に感染リスクが高まっていること。さらに、その他の市町にも波及、拡大しつつあり注意が必要である。」との危機感が示されました。
 このような状況を受け、当面の間、警戒レベルを最大の「感染対策期」へ引き上げるとともに、県内全域に、感染拡大防止を最優先とした行動をとるよう強い要請がありました。

 一方、本市においても、7月末以降、散発的な感染が確認され、家庭内や職場内を通じての感染拡大が懸念されていましたが、本日、8月12日には、職場内クラスターと認定されました。
 市民や事業者の皆さまにおかれましては、新たな感染の拡がりを防ぐため、危機感を最大級まで高め、お一人お一人が、これまで以上に徹底した感染回避行動をとっていたたきますようお願いいたします。

 直ちに実行していただきたい、愛媛県からの具体的な要請内容は次のとおりです。
 まず、県外からのウイルスの持ち込み、持ち帰りにより、家庭や職場に拡がっている事例が増加していることから、「県外からの帰省は延期又は中止するとともに、不要不急の往来も自粛すること。」
 次に、「既にステージ4に入っている松山市との不要不急の往来や帰省は自粛すること。」
 また、「同様に感染リスクが高まっている新居浜市や西条市についても、不要不急の往来や帰省は自粛すること。」
 さらに、「日常の会食では、普段から顔を合わせている人と、4人以下、概ね2時間以内にするなど、注意事項をしっかりと守ること。」


 次に、ワクチン接種についてお知らせします。
 現在、45歳以上の方の予約を受け付けておりますが、来週以降から、30歳から44歳の方の予約受付を開始いたします。
 40歳から44歳の方につきましては、8月16日(月曜日)から、30歳から39歳の方につきましては、8月19日(木曜日)から、いずれも午前9時から予約が可能となります。
 働く世代の皆さまが接種を受けやすいように、一部の医療機関では、夕方17時以降や休日にも実施しておりますので、市ホームページ等でご確認いただき、24時間対応のインターネット予約、または、コールセンター(0570-00-0389)から、お申し込みください。 
 なお、12歳から29歳の方の予約開始時期等につきましては、国からのワクチン供給に応じて、年齢の高い世代から順にご案内する予定でございますので、しばらくお待ちいただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。

 第5波ともいわれる今回の感染拡大では、感染力が極めて強いデルタ株が県内各地で確認されており、ワクチンを接種していても感染することが報告されています。既に2回の接種を終えている方につきましても、ウイルスに感染する、あるいは人に感染させてしまう可能性があることを意識し、今後とも、けっして気を緩めることなく、マスクの正しい着用や手指消毒など、基本的な感染対策の徹底を継続してください。
 本市といたしましては、引き続き、市民の皆様の生命・健康を守るため、感染拡大防止対策に取り組むとともに、正確な情報提供をはじめ、市民生活と地域経済への影響が最小限となるよう全力を尽くして参ります。
 なお、日夜、医療の最前線で奮闘いただいている皆さまに、心からの敬意と感謝を申し上げます。市民の皆さまには、大変ご不便をおかけいたしますが、ご自身はもとより、大切なご家族、ご友人を守るため、これまで以上に危機感と緊張感をもって、感染回避を最優先にした行動を重ねてお願いいたします。

 続いて、大雨に関する注意情報をお知らせします。
 松山地方気象台からの情報によりますと、17日(火曜日)にかけて、前線が日本付近に停滞し、大雨が続く恐れがあり、大雨警報が発表されています。
 台風第9号による大雨の影響で、地盤が緩んでおり、少しの雨であっても土砂災害が発生する危険度が非常に高くなっています。
 このため、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水には注意・警戒が必要です。
 今後の気象情報や避難情報に十分注意していただき、早めの避難を心がけてください。

令和3年8月12日 宇和島市長 岡原 文彰

 

関連情報

感染対策期への引き上げ・ワクチン接種 [PDFファイル/5.13MB]

 

 

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