ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 保健福祉部 > 保険健康課 > 定期のHPVワクチン接種について[子宮頸がん予防]

本文

定期のHPVワクチン接種について[子宮頸がん予防]

印刷用ページを表示する 記事ID:0072274 更新日:2023年4月2日更新

概要

 令和3年11月26日付で厚生労働省から通知があり、ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)予防接種の積極的勧奨が再開されることとなりました。今後、対象となる方には随時、ご案内をお送りします。

 


9価ワクチン(シルガード9)の使用開始について

 これまで定期接種で使用できるワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス)と4価ワクチン(ガーダシル)でしたが、令和5年4月1日より、9価ワクチン(シルガード9)も使用可能となります。

 

定期のHPVワクチン接種における9価ワクチン(シルガード9)の使用開始について

 

子宮頸がん及びワクチンについて

 子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因であることがわかっています。HPVは特殊なウイルスではなく、多くの方が感染するものです。ほとんどの場合は自然に排出されますが、排出されず、数年から数十年にわたって持続的に感染した場合は、がんになることがあると報告されています。子宮頸がんは国内で年間約11,000人が発症し、年間約2,900人が亡くなると推定されています。

 定期予防接種で使用できるワクチンには、HPV16 、18型に対する抗原を含んだ2価ワクチン(サーバリックス)と尖圭コンジローマや再発性呼吸器乳頭腫症の原因となる6型、11型も加えられた4価ワクチン(ガーダシル)があり、これらは子宮頸がんの原因となるHPVの50~70%の感染を予防します。
 また、令和5年4月1日より、新しいワクチンでHPVの感染を80~90%予防する9価ワクチン(シルガード9)も公費で接種できるようになります。

 なお、いずれのワクチンも、既に感染したウイルスを排除したり、子宮頸がんの進行を抑制する作用はありません。ウイルスに感染する前に予防することが重要になります。

 

対象者

定期接種の対象者

接種日において宇和島市に住民票がある小学校6年生~高校1年生相当(16歳になる年度の3月31日まで)までの女子

 

令和5年度対象となる方
相当する学年 生年月日
小学6年生(12歳)相当 平成23年4月2日~平成24年4月1日
中学1年生(13歳)相当 平成22年4月2日~平成23年4月1日
中学2年生(14歳)相当 平成21年4月2日~平成22年4月1日
中学3年生(15歳)相当 平成20年4月2日~平成21年4月1日
高校1年生(16歳)相当 平成19年4月2日~平成20年4月1日

 

 

 

 

 

 

 

 

キャッチアップ接種の対象者(令和7年3月31日まで)

接種日において宇和島市に住民票がある平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの方のうち、3回の接種を完了していない女子

 

[厚生労働省HP]ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ

 

接種を受ける方法

  1. 接種を検討している場合は、厚生労働省作成のリーフレット等をよく読み、ワクチン接種のメリット・デメリットを理解した上で接種に臨んでください(リーフレットは以下にアップしています)。
  2. 接種を希望する場合は以下の実施医療機関に直接、申し込んでください。

  3. 当日は(1)母子健康手帳(2)本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証等)(3)予診票(予診票は医療機関に備え置いている場合もあります)をお持ちください。​


リーフレット 

リーフレット(概要版)概要版     リーフレット(詳細版)詳細版 


リーフレット(受けた後版)受けた後版  キャッチアップ接種の対象者キャッチアップ版 


接種できる医療機関


令和5年度実施医療機関一覧

医療機関名 住所 電話番号 取扱いワクチン
上田小児科 愛媛県宇和島市広小路1番26号 0895-25-0100 2価・4価・9価
桑折小児科 愛媛県宇和島市中央町1丁目10-5 0895-24-5633 2価・4価・9価​
こばやし小児科 愛媛県宇和島市長堀3丁目5-12 0895-23-1150 2価・4価・9価​
笹岡内科医院 愛媛県宇和島市中央町2丁目3-17 0895-24-3886 9価​
たけだ耳鼻咽喉科医院 愛媛県宇和島市丸之内1丁目1-5 0895-25-1110 4価・9価​
長野産婦人科 愛媛県宇和島市堀端町1-8 0895-24-1103 2価・4価・9価​
萩山医院寿レディースクリニック 愛媛県宇和島市寿町1丁目4-5 0895-24-6200 4価
山内産婦人科医院 愛媛県宇和島市宮下甲223-5 0895-24-0321 4価・9価​
わたなべハートクリニック 愛媛県宇和島市朝日町3丁目1-6 0895-25-1717 4価・9価​
和霊町松浦内科 愛媛県宇和島市和霊元町2丁目4-21 0895-23-1510 4価
市立宇和島病院 愛媛県宇和島市御殿町1-1 0895-25-1111 2価・4価
溜尾整形外科 愛媛県宇和島市吉田町東小路甲98-1 0895-52-3133 2価・4価・9価​
橋本内科クリニック 愛媛県宇和島市吉田町沖村甲609番地1 0895-52-0808 2価・4価・9価​
水谷医院 愛媛県宇和島市吉田町立間2番耕地2619 0895-52-0144 2価・4価・9価​
あべ医院 愛媛県宇和島市津島町岩松甲823番地 0895-32-2616 2価・4価・9価​
口羽外科胃腸科医院 愛媛県宇和島市津島町高田丙547-1 0895-32-5000 2価・4価・9価​
旭川荘南愛媛病院 愛媛県北宇和郡鬼北町永野市1607 0895-45-1101 2価・4価・9価​
篠原医院 愛媛県北宇和郡鬼北町大字近永1517番地3 0895-45-3370 4価・9価​
松野町国保中央診療所 愛媛県北宇和郡松野町延野々1406-4 0895-42-0707 9価


接種回数と接種スケジュール

  • 2価(サーバリックス)と4価(ガーダシル)を接種する場合は、どちらか1種類を3回接種します。接種途中で異なる種類に切り替えることはできません。 
  • 一方、9価ワクチン(シルガード9)も、原則は同じ種類のワクチンで完了することとされていますが、医師とよく相談した上であれば、2価ワクチンまたは4価ワクチンを接種している途中で、9価ワクチンに切り替えること(交互接種)は可能です。
  • 対象年齢の期間内に合計3回接種する必要があり、合計3回の接種には約6か月かかります。
  • 15歳未満の方が9価ワクチンを接種する場合、2回の接種で完了とすることができます。詳細については、以下のページをご覧ください。

​  定期のHPVワクチン接種に係る9価ワクチン(シルガード9)の使用開始について

 

2価ワクチン(サーバリックス)

 標準的な接種間隔:

 1か月以上の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目を接種する

 

  サーバリックス接種間隔

 

 事情により標準的な接種間隔をとれない場合:

  1か月以上の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半の間隔をおいて3回目を接種する

 

  接種間隔

 

 

4価ワクチン(ガーダシル) / 9価ワクチン(シルガード9)

 標準的な接種間隔:

 2か月の間隔をおいて2回目を接種した後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目を接種する

 

  ガーダシル(標準)

 

 

 事情により標準的な接種間隔をとれない場合:

 1か月以上の間隔をおいて2回接種した後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて3回目を接種する

 

  接種間隔

 

 

新型コロナワクチンを接種する場合の注意点

  • 新型コロナワクチンを接種する前後2週間は、他のワクチンを接種することはできません。
  • 例えば、新型コロナワクチンを接種した後、2週間後の同じ曜日以降でなければHPVワクチンを接種することはできません。HPVワクチンを接種した後、新型コロナワクチンを接種する場合も同様です。
  • 新型コロナワクチンと他のワクチンは同時に接種できません。

 

保護者が同伴しない場合の接種について

 満16歳未満の方が接種を受ける場合は、原則、保護者が同伴してください。


 ただし、接種を受ける方が13歳以上で、あらかじめ、接種することについて保護者の同意が予診票上の保護者自署欄にて確認できた場合は、保護者の同伴なし接種を受けることができます。

 

 なお、接種の実施にあたっては、接種を受ける方が予防接種不適当者または予防接種要注意者か否かを確認するために、必要に応じて医療機関から保護者に対して、予診項目や不適当要件の事実関係などを確認する場合があります。

 

県外の医療機関で予防接種を希望する場合の手続き

 やむを得ない事由により、宇和島市に住民票がある方が県外の医療機関で予防接種を受ける場合は、接種を受ける前に手続きが必要になります。
 なお、事前に手続きを行わず接種を受けた場合は、全額自己負担となり払い戻しは受けられませんのでご注意ください。

詳細はこちら:/info/kengai-yoboseshu.html

 

ヒトパピローマウイルス感染症予防接種(HPVワクチン接種)を自費で接種した方への償還払い(払い戻し)について

 積極的勧奨を差し控えて間に接種の機会を逃した方で令和4年3月31日までに実費でHPVワクチン接種を受けた方を対象として、接種費用の助成(払い戻し)を実施します。

詳細はこちら:/info/hpv-yoboseshu-shokan.html

 

HPVワクチン接種後に症状が生じた場合の相談窓口など

 相談窓口

HPVワクチンの接種を受けた後に痛みやしびれ等の症状が持続する方を対象とした相談窓口を設置しています。

 

相談窓口一覧
ご相談内容 相談窓口 電話番号 受付日時
医療や救済などに関すること 愛媛県 健康増進課 感染症対策係 089(912)2402 月曜日~金曜日
8時30分~17時15分
(祝日、年末年始を除く)
学校生活に関すること 愛媛県教育委員会 保健体育課 
教育指導グループ
089(912)2980


協力医療機関

​ 身近な地域で適切な診療を提供するため、都道府県単位で協力医療機関を選定し、診療体制を整備することなっており、愛媛県では愛媛大学医学部附属病院が協力医療機関に選定されました。
 なお、協力医療機関で診察を受ける際には、かかりつけ医(接種医)からの紹介が必要になります。まずはかかりつけ医(接種医)にご相談ください。


[愛媛県HP]HPVワクチン接種後に症状が生じた場合の相談窓口、協力医療機関について

 

よくあるお問合せ

[厚生労働省HP]HPVワクチンに関するQ&A

 

 

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)