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このたび、宇和島水産高校水産食品科の生徒3名が「第34回全国水産・海洋高等学校生徒研究発表大会」において最優秀賞である文部科学大臣賞を受賞し、それを記念した発表会が開催されました。
同校はこれまで「ぶりだいこん缶詰」や「鯛めしの素缶詰」といった商品を生産、販売するなど地道な活動を続けてきました。一方で、次なる高みを目指すためには、この地域の優れた資源をただ活用するだけではなく、顧客が「何を求めているか」を事前に調査し、そのニーズに応える製品やサービスを開発、提供するといったマーケットインという考え方を取り入れるべきとの答えにたどり着きました。そして、海外市場の潜在的な可能性を見据え、新たに国際展開に向けての挑戦がスタートしました。
素材は生徒の1人の父親が丹精込めて育てる「ハマチ」に決定、その味付けについて関係者にヒアリングを重ねたところ、外国人に評価の高い、日本を代表する「照り焼き風味」を選択しました。その後、輸出に向けてのさまざまな規制をクリアし、現在、まだ少量ながらも米国の売場でその存在感を示しています。
発表会には大勢の観客が駆けつけて、その発表にいつまでも拍手が鳴り止みませんでした。
