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第92回 価値を深化して(令和7年12月号)

印刷用ページを表示する 記事ID:0253112 更新日:2025年12月1日更新

 秋が深まりつつある10月末から11月初旬にかけて、ここ宇和島では、さまざまなイベントが目白押しとなります。その中でも「秋のつしま商工まつり」では「六宝」の早食い競争が一つの看板企画ですが、今年はこれに加えて全く切り口の異なる「第1回六宝料理コンテスト」が開催されました。
 そもそも「六宝」とは津島地区発祥の郷土料理で、旬の魚の刺身を醤油、酒、みりん、砂糖、ごま、そして生卵の「六種の宝」に漬け込み、ご飯にかけて食べる「宇和島鯛めしの元祖」ともいわれる家庭料理です。このコンテストでは「六つの宝でつなぐ味と心」と銘打ち、プロ・アマを問わず出場者の六宝に対する思いと味を披露できるとあって、学生から社会人まで7組のエントリーがありました。
 私も審査員の1人として試食に臨みましたが、どのチームも盛り付け方や風味などそれぞれの特徴を生かし、またプレゼンを通じてその思いをアピールするなど、味付けだけではないこれまでと違った演出を前に、審査員の誰もが満足した様子でした。
この地域にとって「食」は魅力ある地域資源の一つ。基幹産業や歴史・文化などと合わせて、しっかりとアピールしていきたいと思います。

第1回六法料理コンテスト