本文
新年度がスタートしてしばらく経ちましたが、5月後半から晩秋にかけては、全国の市町村、あるいは団体から、県や国に対して、来年度に向けての事業採択や必要な財源確保のための要望活動が積極的に展開される時期でもあります。
特に国においては、各省庁でさまざまな補助事業などの財政支援メニューが準備されているものの、国自体が全国1700を超える自治体それぞれの諸事情を十分把握することはできません。
従って、自治体自らが、それらのメニューをどう活用したいのか、どんな効果が見込まれるのかについて、各省庁と膝を交えながら折衝し、必要な支援の獲得に向けて汗をかくことが重要です。本市においても、これまでも精力的な活動をしてきました。既に市民の皆さんに親しまれているパフィオうわじまの建設や、今夏運用開始予定の市立宇和島病院のエネルギーセンターをはじめとする防災減災対策事業、また、いよいよ本格化する伊達博物館改築事業など、本市の財源だけでは実施が難しい事業について、国の大きな支援を得て進められています。
このような各種支援メニューへのアンテナを常に高く保ち、今後とも、まちづくりに生かしていきたいと思います。