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第81回 医療のあり方(令和6年11月号)

印刷用ページを表示する 記事ID:0253101 更新日:2024年11月1日更新

 先日、宇和島市立吉田病院増築改修工事落成記念式典を開催しました。
 当院は大正10年の創立以来、増改築工事などにより機能強化を図りながら、長きにわたり吉田地域における基幹病院としての役割を担ってきました。しかし、近年、旧館が現耐震基準を満たしていないことや人口減に伴い利用者の減少が予測されることなどの課題に対応する必要があり、地域の皆さんの意見をいただきながら、吉田地域の医療のあり方について議論を重ねてきました。その結果、令和元年10月に策定した病院機能等改編計画を基に工事を実施し、このたび晴れて完成の運びとなりました。
 今回の工事により、懸念事項であった耐震性能の劣る中棟、南棟の2棟を解体し、平成12年に建設した新館1階に外来、2階、3階には一般病棟、療養病棟をそれぞれ集約、配置しました。新たに増築した新棟には、津波浸水高より上層である2階に調理室、リハビリ室を、3階に受水槽、医療ガスなどのライフライン設備を配置するなど、将来に向けた災害対策も講じています。
 これからも市民の皆さんが安心して利用できる病院を目指していきます。

記念式典のようす