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第78回 時は流れて(令和6年8月号)

印刷用ページを表示する 記事ID:0253098 更新日:2024年8月1日更新

 令和6年がスタートして半年が経過しました。これまでを振り返ると、新年へと暦が変わってわずか16時間後に「能登半島地震」が発生しました。また4月には本市でも「豊後水道を震源とする地震」が発生し、改めて将来発生するだろう南海トラフ地震への意識を高めるきっかけともなりました。
 このような背景の下、先日、奥能登地域を視察する機会があり、輪島市、珠洲市の被災状況を目の当たりにしました。片側通行である高速道路の路面はうねり、現場に近づくにつれブルーシートで屋根が覆われた家屋が目立ちました。両市ともに、まずは市民の暮らしを確保するため仮設住宅の建設を進め、併せて被災家屋の公費解体に取り組んでいました。この解体については煩雑な手続きが必要であるため、なかなか作業が進まないところ、珠洲市長は公費解体を進めることが復興へのメッセージだと確信され、力強く取り組まれている姿が印象的でした。
 短時間ではありましたが、本市のさまざまな課題と重ね合わせながら、輪島市で活躍する本市職員の保健師、そして最後の1台となった本市から派遣中のトイレカーに別れを告げ、現地を後にしました。

奥能登地域視察