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令和6年4月17日23時14分頃、豊後水道を震源とする地震が発生し、本市では最大震度5強を記録しました。今年初頭の能登半島地震を目の当たりにし、間もなく6年が経過する平成30年7月豪雨で多くの人たちから支援いただいた自治体として、私たちができる恩返しをしていこうとさまざまな取り組みを行っている最中でのことでした。
そろそろ就寝しようとしていた私は、これまで経験したことのない揺れに「ついに南海トラフ地震が発生したか」と身構えていましたが、それが収まると同時に速やかに着替え、市役所を目指しました。到着すると既に多くの職員たちが駆け付け、早速対応に追われていました。
夜が明けると徐々に被害状況が明らかになり、特に宅内水道管の破断や瓦の崩落などが報告されました。その後雨も予想されていたためブルーシートの手配、瓦やコンクリート片といった 被災ゴミの受け入れなどを段取りしていたところに、さらに衝撃的な報告がありました。それは南予文化会館と総合体育館の天井の一部が剥がれ落ちたというものでした。
現在もさまざまな対応に追われていますが、特にこの両施設については文化芸能、スポーツの聖地として市民の皆さんに最も身近な施設であるため、早期に復旧できるように全力を尽くします。