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第57回 食文化の継承(令和4年11月号)

印刷用ページを表示する 記事ID:0253076 更新日:2022年11月1日更新

 宇和島を代表する郷土料理と言えば?

 そう聞かれると、皆さんは異口同音、鯛めし、さつま、ふくめん、鯛そうめんやじゃこ天などを挙げられるのではないかと思います。私自身、特に市外からのお客様をお迎えする場合には、あらかじめ例に挙げたような郷土料理を出していただくようお店に連絡します。そして、その際に必ずメニューに加えてもらうようお願いするのが、同じく郷土料理の一つである「まるずし」です。

 この度「幻のオカラずしを求めて〜南四国編〜」と銘打った新日本すし紀行の取材依頼があり、宇和島市食生活改善推進協議会の皆さまのお力添えにより、見事な宇和島流まるずしを披露いただきました。このまるずしが考案されたキッカケには諸説ありますが、江戸時代中期に財政の行き詰った幕府は、節約と倹約のためにおから料理を推奨しました。貴重な米に代わっておからを用い、量を増やして作られた料理であると言われ、南四国エリアにおいても、稀ではあるものの、現在でもそれぞれの地域における郷土料理として継承されています。

 この記事は、お酢で有名なミツカン様のホームページに掲載されていますので、是非ともご覧下さい。