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第51回 世界に羽ばたく(令和4年5月号)

印刷用ページを表示する 記事ID:0253070 更新日:2022年5月1日更新

 新年度を迎え、何かと気ぜわしい毎日を送っていたところ、海外から素晴らしいニュースが飛び込んできました。それは英国で開催されたマーマレードの品評会「2022年ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル」において、本市でジャム・マーマレードの製造販売をしているCitrus-Line(シトラスライン)代表の清家 修造 氏が、宇和島産ブラッドオレ
ンジを使ったマーマレードで見事「金賞」を受賞されたというものでした。

 よくよく調べてみると、このコンテストは2006年にマーマレードの本場である英国の湖水地方にあるダルメインにおいて初めて開催され、以来世界最大のコンテストとして現在では世界40か国から3,000以上もの応募を誇る世界中のマーマレード愛好家から注目されている大会です。

 一方であまり知られていないのは、本市が国内のマーマレード製造工場の先進的な地であること。吉田町の朝家 万太郎 氏が明治43年にマーマレード缶詰の製造を始めたという文献が残っているのです。この度、その後進が英国の歴史ある世界大会で「金賞」を獲得することは、時代を超えた不思議な縁を感じます。

 柑橘の生産量日本一の本県産マーマレードを一度手にしてみませんか。