本文
令和4年の公務は、宇和島定期闘牛大会正月場所からスタートしました。当日は晴天となり、寒さが和らぎ、例年にはない絶好の開催日和でした。
これまでの約2年間は新型コロナウイルスに振り回される毎日で、闘牛も例外なく、縮小はもとより開催自体を中止せざるを得ないことが何度もありました。しかし、関係者は宇和島闘牛の火を消してはいけないと大会のオンライン配信に挑戦したり、闘牛マルシェを開催したりするなど闘牛がより身近な存在として感じられるような工夫に取り組みました。
この時期の開催は、ある意味風物詩的な存在でもあります。例年、県内の報道各社からの取材も多いのですが、本年は例年にも増してずらり報道席を陣取る一方で、海外の報道機関や海外向け配信サービス会社にも熱心に撮影していただきました。
横綱戦2取組みを含めた全9 取組みが披露される中、初戦から息を飲む場面が続きます。ときに頭合わせがうまくいかないこともありましたが、これも含めて闘牛。最後は横綱戦でキッチリと締めてくれました。
今後の宇和島闘牛に、乞うご期待です。