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ちょうど1年前のこのころは、新型コロナウイルスが感染拡大する中、行き場を失った養殖真鯛を何とか出荷につなげたいと、産地応援企画「#鯛たべよう」キャンペーンを実施し、全国各地の皆さんから多くの協力をいただきました。一方、個別的な取り組みとして、全国の学校給食に少しでも採用してもらえないかと営業活動を進めていましたが、材料単価はもとより、学校給食においてはなかなか馴染みがない原料のため苦戦していました。
このような厳しい状況の下、ここで手を挙げていただいたのは、本市の各姉妹都市の皆さんでした。
今年度に入ってもありがたいこの流れは変わらず、引き続き学校給食への採用はもちろん、ついに先日には、姉妹都市である仙台市、宮城県大崎市、長野県千曲市、北海道当別町そして本市の各小学校と宇和島水産高校をオンラインで同時につなぎ、高校生による養殖真鯛や魚食普及についての授業を行いました。高校生たちの興味深い授業の進め方もあいまって、画面の向こう側にいる各地の小学生は画面にくぎ付けでした。
アフターコロナ時代、今度は実際に本市を訪れていただきたいと思います。