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第38回 暮らしの中に真珠を(令和3年3月号)

印刷用ページを表示する 記事ID:0053056 更新日:2021年3月1日更新

 本市の基幹産業である第一次産業は、生産者の高齢化や将来の担い手不足に加え、かつてのようになかなか商品が売れないなどの問題に直面しています。それに加え、新型コロナウイルス感染症の拡大は、消費や販売にさらなる暗い影を落としています。特に真珠産業では、2年前から続くアコヤガイ稚貝の大量へい死により、安定的に真珠母貝を提供できなくなる事態へと陥っています。

 本市としては、まずは真珠母貝の安定供給を目指していこうと、令和2年度の補正予算では、母貝養殖業者に対するサポートとして、稚貝や資材などに対する補助事業を計上しました。また令和3年度の当初予算では、販売業者の後押しに関する予算を計上しています。さらには今できることとして、昨秋から関係者と話し合いながら進めてきた、宇和島真珠応援企画「#With Pearl」プロジェクトをスタートしたところであります。

 この企画は、現在展開中の「#鯛たべよう」のように、日常の中で真珠に関わるさまざまな場面でSNSで「#withpearl」「#ウィズパール」を付けてのSNS投稿を呼びかけ、「真珠を特別な場面だけでなく身近な存在として日常的に使ってもらう」ことを訴えていくものです。公式インスタグラムでの発信のほかにも、市ホームページに特設ページを設け、ふるさと納税特集ページを設置するなど、真珠の生産量日本一を誇る本市の存在感をPRし、消費拡大につなげていきたいと思います。

 市民の皆さんはもちろん、本市にご縁のある皆さん、是非とも協力をお願いします。