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第33回 児童館、開館へ(令和2年10月号)

印刷用ページを表示する 記事ID:0052081 更新日:2020年10月1日更新

いよいよこの10月から、宇和島市立児童館が開館します。昨年の4月には「パフィオうわじま」の4階に「子育て世代活動支援センター」を開設し、子育て世代の皆さんに利用していただいているところですが、今回の施設は、児童福祉法に基づく児童福祉施設という意味においては、当市で初めての児童館となります。場所は津島町清満地区、3月末に廃止となった旧清満幼稚園の園舎を利活用し、急いで整備を進めてきました。

この施設のコンセプトは「木育に取り組む児童館」であり、館内には南予産材による木製遊具があふれ、普段から愛媛の山で育った木々に触れ、遊び、学ぶことができることはもちろん、機会を捉えて開催される木育に関するイベントや木工ワークショップなども通じて、子ども達の健康の増進と情操を豊かにすることを目的としております。

このような背景のもと、先日、この施設の愛称の最終選考会が開催されました。174の応募作品から一次選考を勝ち抜いた6作品の中で、どの作品がこの施設のイメージに最もふさわしく親しみやすいか、7人の委員それぞれが評価し、その結果、最優秀賞として「こもりん」が選出され愛称として決定しました。作者からはこの作品を応募するにあたり、「子(こ)どもが集まる場所、木育から森(もり)、林(りん)を合わせて呼びやすい愛称を考えました。優しいイメージのひらがな表記としました」と説明がありましたが、優しい響きの中にもこの施設のあり方そのものを端的に表現しているのではないでしょうか。

この施設を、子どもたちはもちろんのこと、多くの人たちに親しまれる場所にしていきたいと考えていますので、皆さんぜひ利用してください。