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第32回 大竹文庫、ここに。(令和2年9月号)

印刷用ページを表示する 記事ID:0046288 更新日:2020年9月1日更新

 昨年の4月にオープンした宇和島市学習交流センター「パフィオうわじま」は、開館からもう間もなく1年半が経過しようとしています。これまでの間、市民の皆さんに愛される施設にしていきたいと、さまざまな企画を試行錯誤しながら実施しているところですが、そもそも建設当時においても、この施設の目玉となるべき象徴的な何かができないかと頭を悩ます日々であったことを記憶しています。大竹文庫

 そのような中、1階ホールのどん帳の制作について、「大竹伸朗」さんの全面的な協力をいただけるとの吉報が入りました。大竹さんは、30数年前に本市に制作拠点を移され、現在でも現代美術の第1人者として、国内外において広く活躍されています。このような背景がありながらも、ご自身の作品が本市の公共施設で常設展示されることは初めてのことであり、多くのファンの注目を集めました。

 こうしたご縁を大切にしていきたいという思いから、この度、再度お力添えを得て、同建物3階の一部に「大竹文庫」をオープンする運びとなりました。

 この中には、大竹さんの作品づくりのきっかけに結びついたと言われる本や雑誌などが並び、分類や選書、そして展示までのすべてを自ら現場で手がけていただきました。また、文庫内にはご自身が制作した看板が各所に展示され、これらは単なる看板ではなくアート作品として大いに楽しんでいただけるものと確信しています。

 まだまだコロナ禍が続いていますが、感染防止策を徹底していますので、ぜひともお立ち寄りください。