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第30回 復興3年目を見据えて(令和2年7月号)

印刷用ページを表示する 記事ID:0042968 更新日:2020年7月1日更新

季節はあっという間に移り変わり、何かと汗ばむ時節となりました。令和2年がスタートして半年間、新型コロナウイルス感染症への対応というこれまで想像し得えない日常生活の繰り返しの中、時間だけは変わらず流れていきます。
それは、平成30年7月豪雨からの道のりも例外ではありません。

2年前のあの日、あの瞬間―。私たちは忘れられない、決して忘れてはならない災害を経験しました。発災から1年となる昨年の追悼式では、ご遺族の皆さまはもとより多くの関係者にご参列いただき、お亡くなりになられた方々に対し、心からご冥福をお祈りするとともに、復興2年目に向けての決意を誓いました。

それから1年。徐々に元の形を取り戻しつつも、未だ整備が進んでいない箇所が多数見受けられます。また、農地の再編復旧についても、まだまだ時間を要するなど大きな課題があります。本当の意味での復興とは、工事により各種整備が進むだけではなく、この先この地域に暮らし、未来への可能性を感じることができるか、希望へとつなげていくことができるかだと考えます。発災から丸2年を迎えるにあたり、本来なら昨年と同様に多くの皆さまにご参列いただき追悼式を実施するところですが、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、式典を中止し自由献花の形で執り行うこととしました。私は当日の献花に臨むにあたり、改めて哀悼の意を表すことはもちろん、現状の報告と復興3年目を見据えた決意を申し上げたいと考えています。

現在、出水期の最中です。皆さまにおかれましては、災害情報に十分気を付けていただき、早めの避難を心がけてください。

※ 「平成30年7月豪雨災害宇和島市追悼式」の詳細は、広報P11をご覧ください。