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平成31年としてスタートした本年も半年が経過し、5月からは新たな「令和」の時代が幕開けしました。時が移り行く早さにただただ驚くばかりです。「平成」の時代を振り返ると、雲仙普賢岳の大火砕流や阪神淡路大震災、また東日本大震災や熊本地震など、全国各地で甚大な自然災害が多発した時代でした。その中でも、昨年の平成30年7月豪雨は、私たちにとって忘れられない、決して忘れてはならない経験となりました。
あの日から1年…。最も被害の大きかった吉田地区復旧状況は、国、県はもちろん、測量や設計、建設など工事関係の皆さんからの力添えをいただいています。圧倒的な工事箇所数の前に、その進捗状況は思いのほか進んでいないことも事実です。本市としては、制度の工夫も含めて、引き続きあらゆる努力を重ね、復興に向けて一歩一歩着実に歩んでいく覚悟を決めています。何卒ご理解いただきますようお願いします。
出水期を迎え、これから秋にかけて梅雨、台風などがもたらすかもしれない風水害や土砂災害に対して、まずは市民の命を確実に守ることが第一の責務であると確信しています。避難情報の新たな発令基準や避難方法などについては、広報うわじま6月号に折り込みした「出水期の備え~風水害・土砂災害に備えよう!~」保存版を参考に、早めの避難を心がけてください。
なお、この保存版は市役所や各支所、公民館で配布しています。