ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 市の概要 > 市長の部屋 > 市長の部屋 > 第12回 水産物荷さばき施設、いざ着工へ(平成30年12月号)

本文

第12回 水産物荷さばき施設、いざ着工へ(平成30年12月号)

印刷用ページを表示する 記事ID:0029623 更新日:2018年12月1日更新

荷さばき施設 イメージ図 「水産物荷さばき施設ってどんな施設?」思わずそのような声が聞こえてきそうですが、それを「魚市場」と言い換えるとわかりやすいかと思います。

つい先日、新たな魚市場の建設に向けて安全祈願祭が執り行われました。建設予定地は大浦地区の埋め立て地で、竣工は2020年3月末を予定しています。

そもそもこの建設計画自体は5年前から持ち上がり、これまでさまざまな議論が重ねられ、先進事例なども取り入れながら現在の計画となりました。かつて私が市議会議員時代にも、この建設計画が何度も取り上げられ、水産業に携わったことのある立場から意見を述べたこともありました。

現在本市には、「愛媛県漁連宇和島支部魚市場」と「(株)宇和島魚市場」が開設されており、宇和海中部地域で漁獲された水産物のほとんどが水揚げされています。しかし、両市場を合わせた取扱金額は、20年前と比べて半分以下に落ち込んでいる現状があります。

ここ数年、養殖魚の相場については高値で推移しています。天然魚についても、新魚市場の建設を契機に、両魚市場を統合することで流通機能を集約し、衛生的に管理された水産物を国内外の市場やお客さんに提供することで、取扱量の増加と魚価の向上につなげていくチャンスだと考えています。

開設まで約1年半の工期を要しますが、是非とも期待してください。