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復興へのあゆみ vol.15 苦しい時期を乗り越えた これからも元気に続けたい

印刷用ページを表示する 記事ID:0041663 更新日:2020年9月1日更新

代表

はるちゃん天ぷら 代表 山本 ハルミ さん

平成30年7月豪雨で店舗が被災した「はるちゃん天ぷら」。地元商工会や全国の皆さんからの支援を受けて復旧に取り組み、元気に営業を続けています。

作業の様子

近所の皆さんが従業員


冷凍しても品質が落ちない新しいじゃこ天を開発しようとした矢先に被災。当時は店を続けることも難しいかもしれないと考えたそうです。しかし、「続けてほしい」との周りの声に励まされ営業再開を目指した山本さん。普段はパソコンを使わない皆さんでしたが、知人の紹介でクラウドファンディングに挑戦しました。集まった支援金で新商品開発のための機材購入資金をまかなったほか、自社ホームページを開設しました。

原料

原料は地元で調達。漁が休みのときはお店も休みに


全国からの支援のおかげもあり新商品が完成し、真空と冷凍商品の販売を始めることができました。賞味期限が短いという無添加ならではの課題をクリアし、インターネットを活用することで全国の皆さんに宇和島のじゃこ天を味わってもらえるようになりました。

天ぷら

冷凍技術を活用して完成した新商品


「新商品は完成したものの、働き手も高齢化が進み原材料の価格も高くなるなど厳しい状況ではある。しかし、皆さんからの支援のおかげで2年前の苦しいときを乗り越えた。その思いを胸に、今後も宇和島ならではの味を残し続けていきたい」と話してくれました。

プロフィール

吉田町奥浦で地元の女性5人が集まり運営している「はるちゃん天ぷら」。無添加にこだわる製法で、原料となるハランボのつなぎにイカを使う昔ながらの製法を守っています。

■はるちゃん天ぷら
【ところ】吉田町奥浦乙296-1
【問合先】☎54-0263

広報うわじま 9月号 No.182より
(令和2年9月1日発行)