本文
令和6年度宇和島市海洋ごみ対策セミナーについて
イベント概要
開催日時
開催場所
参加人数
講演内容
「宇和島市の海洋ごみ対策に関する取組について」
立花 裕嗣 (宇和島市 市民環境部 生活環境課 課長補佐兼海洋ごみ対策係長)
(2) 基調講演
「愛媛県の海洋ごみ問題 現状、発生抑制への取り組みと今後の展望」
講師:日向 博文 氏 (愛媛大学大学院 理工学研究科)
(3) 事例紹介
「海岸漂着物の回収に取り組む団体の活動事例について」
・ 宇和島防衛隊 鯛長 徳弘 多一郎 氏
・ 宇和島市立城南中学校 生徒の皆さん
・ 一般社団法人みんなでびぜん 事務局長 杉本 宗一 氏
講演の様子
講演
「恵み豊かな宇和海と共に暮らすために」というサブタイトルで始まった本セミナーも早や3回目。
令和6年度の講演は岡原市長の挨拶からスタートです。
まず最初に、宇和島市生活環境課の立花より、市の取り組みについての紹介です。
各団体に向けた助成金による支援や回収したごみの分別方法、今夏に実施した中学生向けの清掃ツアーなどについてご紹介しました。
続いて、愛媛大学大学院の日向教授による基調講演です。
愛媛県が実施した調査の結果判明した県内の海洋ごみ問題の現状や、南予に漂着ごみが多い理由、海岸清掃活動の重要性などについてご説明いただきました。
休憩を挟んで後半の部、実際に海岸清掃活動を実施されている方々からの事例紹介です。
まず最初に、小池・小浜地区で清掃活動を実施されている宇和島防衛隊の鯛長である徳弘さんに、
活動のきっかけや会社の理念、清掃以外の環境保全活動についてご紹介いただきました。
続いて、城南中学校生徒会のみなさんから、沖の島のハマユウの保全活動や戸島海岸での清掃活動に関する発表です。
美しい島や自然、恵み豊かな宇和島の海を守りたいという強い気持ちが伝わってきました。
事例紹介の最後は、岡山県を拠点として活動している(一社)みんなでびぜんの杉本さんから、
「ひなせうみラボ」の海洋教育・体験プログラムや瀬戸内海での清掃活動についてご紹介いただきました。
展示物
パフィオうわじまのホワイエでは、海洋ごみ対策に関する展示を行いました。
遊子小学校、住吉小学校、喜佐方小学校、宇和津小学校、吉田高等学校のみなさんの活動について、パネルにてご紹介いただきました。
また、(有)丸一環境開発やNPO法人木野環境よりご提供いただいた、
黒ブイやフロートを原料としたリサイクル燃料等についても展示させていただきました。
加えて、市の海岸清掃イベント助成金を活用して実施された清掃活動の様子についても、パネル展示を行いました。
開催後のPR
本セミナーの概要については、後日宇和島ケーブルテレビや南海放送でも取り上げていただきました。