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SOGI(ソジ)と人権

印刷用ページを表示する 記事ID:0032016 更新日:2022年6月14日更新

セクシュアル・マイノリティと人権

誰でも「自分らしく」生きることができる社会になるために・・・

人間の姿、価値観、感情などが人によって異なるように、セクシュアリティ(人間の性)も多様です。誰もが自分のセクシュアリティを尊重され、自分らしく生きることのできる社会が望まれます。

LGBTQ+とは・・・

  • L:Lesbian レズビアン
    女性同性愛者
  • G:Gay ゲイ
    男性同性愛者
  • B:Bisexual バイセクシュアル
    両性愛者
  • T:Transgender トランスジェンダー
    性別違和のある人。生まれ持った性とは異なる性で生きる人
  • Q:​Questioning クエスチョニング
    自分自身の「性の在り方」を決めたくない人、迷っている人、分からない人など。
     :Queer クィア 
      セクシュアルマイノリティの総称。元々はネガティブな言葉だが、差別と闘うために逆手に取って、セクシュアルマイノリティを包括し連帯するポジティブな言葉として当事者が誇りをもって使用してきた。
  • +:Plus プラス
      LGBTQ以外にも様々な性の在り方があることを踏まえ、より包括的な意味合いで使われる。

セクシュアリティ(性の在り方)には4つの要素がある

1 体の性  生物学的性

   生物学的な特徴をもとに割り当てられた戸籍上の性別

2 心の性 性自認(Gender Identity:ジェンダーアイデンティティ)

   自分自身の性をどのように認識しているのか、どの性別にアイデンティティ(同一性)をもつのかということ。

3 好きになる性 性的指向 (Sexual Orientation:セクシュアルオリエンテーション)

   どの性別に恋愛感情や性的な関心が向くのかということ。

4 表現する性 性表現 

   服装や言葉づかい、仕草や振る舞いなど、自分自身の性をどのように表現したいのかという個人の意思の表れ。

 

 

これらの4つの要素の組み合わせは、実に多様で、それがその人の大切な個性をつくります。また、性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)の頭文字を取って「SOGI」と言いますが、これは全ての人がもつ属性です。「マイノリティの問題だから私には関係ない」ではなく、「SOGI」の問題だと捉えたら、自分のこととして考え、行動できるのではないでしょうか?