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教育長通信「あおぞら」vol.15 ♪あさあい♪

印刷用ページを表示する 記事ID:0126581 更新日:2026年3月13日更新

 教育長になって続けていることの一つに「あさあい」があります。

 朝の学校での挨拶…略して「あさあい」です。

 

 朝、子どもたちが登校してくるときに、校門やその付近で子どもたちを出迎え、挨拶をします。子どもたちが登校したら、引き上げます。ただそれだけの朝の挨拶。でも、私にとっては、大切な朝のひとときなのです。

 令和6年度は、令和7年1月から3月にかけて全小中学校33校を回りました。令和7年度も12月から回り始め、つい先日、ようやく全小中学校28校を回り終わりました。始めたきっかけは、自分が学校に勤務していた管理職時代に行っていたことを、やってみたいと思ったから…そんな単純な理由です。

 各校の登校時刻に合わせて、学校へ行きます。峠を越えてたどり着く山間の学校、漁船が波に静かに揺れる海沿いの学校、見上げると宇和島城がそびえる学校、通学生を乗せた予土線近くを通る学校など、それぞれの地域の中に学校はあります。そして、その学校では、先生方が子どもたちを出迎えたり、児童生徒が挨拶運動をしたり、地域の方が通学路のポイントに立って登校を見守ったり、それぞれの景色が広がります。

 登校班の後ろを歩く低学年児童を気にし、何度も振り返りながら登校する高学年児童を見かけたこともありました。地域の方に挨拶をしながら、白い息を吐いて自転車をこぐ生徒の姿もありました。また、我が子が登校する姿をずっと見送る親の姿もありました。学校へと向かう一人一人にそれぞれの朝の姿があります。

 校門では、自分から「おはようございます。」と元気に挨拶する子、こちらをしっかり見て挨拶する子ばかりではありません。眠そうな子、ちょっと不機嫌そうな子、恥ずかしそうに挨拶をする子、会釈をする子…いろいろなタイプの子がいますが、その子なりの方法で反応を返してくれます。「あさあい」で交わす一言の挨拶は、ほんの短い時間です。しかし、その一瞬が、私にとっては、力をもらい、心を整える大切な時間になっています。

   

 「あさあい」は、特別なことをする時間ではありません。ただ立ち、ただ挨拶を交わすだけです。けれども、その「ただ」が、実はとても大切なのではないかと感じます。子どもたちにとって、「今日も誰かが自分を迎えてくれる」という感覚は、安心感につながるように思います。学校は安全で、自分はここにいていいのだという小さなメッセージになるのではないでしょうか。

 朝の澄んだ空気の中で交わす「おはようございます。」

 その短い言葉の中に込められたぬくもりを、これからも大切にしていきたいと思います。

 「行ってらっしゃい。今日がいい日でありますように。」

   

 各校での「あさあい」の様子は、私個人のSNS(インスタグラム)にて紹介しています。インスタグラムには、その他に学校行事やイベントの様子なども随時掲載しています。お時間があるときにご覧になってください。