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教育長通信「あおぞら」 vol.2 新年のご挨拶

印刷用ページを表示する 記事ID:0110569 更新日:2025年1月16日更新

 新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、令和7年(2025年)がスタートしました。私は、家の近くにある三島神社へ初詣に出かけました。神社の境内から見える泉ヶ森(泉山)は、いつもと変わらず私たちを見守ってくれていました。この泉ヶ森(泉山)は、標高755.2mあり、左右に均整のとれた美しい裾野が広がっていることから、「三間富士」とも呼ばれています。

三島神社泉ヶ森(泉山)

 2日には、コスモスホール三間で「二十歳のつどい」が開かれました。華やかな振り袖やスーツ姿の若者538人が晴れやかな表情で式に臨む姿、そしてそれを見守る保護者やご家族の方々の姿を見ていると、私も温かい気持ちになりました。また、「生まれ育った故郷、宇和島市に誇りを持ち、世界に羽ばたけるような人材になれるよう尽力します。」という代表者の決意を聞き、感銘を受けました。周りの方への感謝の気持ちを忘れず、輝かしい未来に向かって新しい一歩を踏み出してほしいと願っています。
 久しぶりに会った友達と再会を喜んだり、楽しそうに話したりする姿を見ると、そこに時間や距離は関係なく、つながっているその事実が大切なのだと改めて感じました。そんなつながりを学校や地域で広め、深めていくことが教育行政に携わる私自身の使命であると感じました。

コスモスホール三間「二十歳のつどい」

 つながることの大切さは、どんな場面、機会にもよく言われることではありますが、本市も国内、あるいは海外の都市とつながり、交流を深めています。いわゆる、姉妹都市・友好都市というものです。どんな都市とつながっているか、皆様、ご存知ですか。今回は、姉妹都市の中から二つの都市を紹介したいと思います。
 まず、長野県千曲市です。人口約5万8千人の千曲市は、千曲川中流部の平坦地と山々に囲まれ、高速交通網の要衝として、工業・商業が発達しています。宇和島藩二代藩主宗利の長女・豊姫が松代藩主に嫁いだ際、持参したアンズの種子が「日本一のあんずの里」となった縁から、昭和48年更埴市と姉妹都市になりました。平成15年に更埴市が合併、平成17年に本市が合併したことから、改めて盟約を締結しました。(本市ホームページより引用)

児童交流事業児童交流事業2
 新型コロナウイルス感染症により一時中断を余儀なくされたものの、令和5年度に対面交流が再開され、今年度は通算30回目の児童交流事業となりました。令和6年8月5日から7日にかけて千曲市児童20名が本市を訪問してくれました。ホストファミリー宅と交流したり、伊達博物館や宇和島城、真珠養殖の見学をしたり、充実した三日間をともに過ごすことができました。「人と人との絆を深め、千曲市と宇和島市の違いを実感し視野を広げる」という交流事業の大きな目的は十分達成できたのではないかと考えます。

 続いて、国際姉妹都市であるホノルル市です。平成13年2月のえひめ丸事故を機に、諸分野の交流を通じ、友情を育んできました。本市とホノルル市は、文化、教育、経済を中心とした交流を一層推進し、日米両国間の相互理解の促進に努め、世界の恒久平和に寄与することを願い、姉妹都市として盟約を締結しました。(本市ホームページより引用)
 特に、愛媛・ハワイ交流少年野球大会実行委員会が実施している事業は、平成13年から毎年続いています。今年は、ハワイの小・中学生とその家族、ハワイ愛媛県人会の方々が本市を訪問されました。歓迎レセプションや野球の交流試合等を通して、交流の輪をさらに深めることができました。こうした交流が長く続いているのは、その関係をつなぎ、結び、深めてくださっている関係者の方々のご尽力であると心から敬意を表します。

歓迎レセプション歓迎レセプション2

 本市の姉妹都市・友好都市は、他にもあります。機会があれば、それらの都市とのつながりについてもご紹介できればと思います。
 結びになりますが、本年が皆様にとって健やかで穏やかなよい一年でありますことを祈念いたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。