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吉田地域審議会要望と回答(平成20年5月)
【要望書が提出された日】平成20年5月21日
【市が回答した日】平成20年10月28日
No. | 区分 | 意見(要望)事項 |
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1 | 要望 | 吉田支所の現状と今後について |
2 | 要望 | みかん研究所の活用について |
3 | 質問 | 吉田病院の現状と今後について |
4 | 要望 | 吉田愛生寮の現状と問題点 |
5 | 要望 | お年寄りや障害者に優しいまちづくりについて |
No.1 吉田支所の現状と今後について
意見(要望) | 吉田地域の住民にとって、吉田支所は単に事務的な行政サービスを行う場所としてのみではなく、生活に根ざした様々な問題を相談する重要な拠点である。 しかし、合併後、急激な職員の減少により、従来受けていた住民サービスは低下し、大変不便を来たしている。最近は車の運転ができないお年よりが本庁まで出かけなければならないことが多い等の不満を聞くことがある。また、若い人達は次第に閑散としていく吉田地域に一種の閉塞感さえ覚えている。 今後、支所管内の住民サービスや支援政策等をどのように考えているのか? 地域住民にとって最も良い行政の在り方を考えてほしい。
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回答 | 合併後、職員数が極端に減っています。現在、庁舎内で嘱託職員も含め約40名が事務を行っています。職員は減りましたが、事務は本庁へ移行した部分がかなりあります。直接住民サービスに関わることが多いのは市民係・福祉係です。職員数が減った分、事務も本庁へ移行していますが、合併前だと、担当者から住民に対し事細かく説明ができていましたが、担当者の人数が減ると他に対応できる職員がいないため待ち時間が以前と比べて、できたのではないかと思います。職員が減った=サービス低下というのではなくて、住民サービスはしているが、行き渡っていない部分が多少は出てきていると考えています。 以上(支所長 回答) 障害者の手帳の交付が年に1回あり、その時に混み合うので本庁から応援に来てもらっています。その他にも、職員が少ない人数なので待っていただくという時はあります。 以上(吉田支所 福祉環境課長 回答) 税の申告の際、以前は町内5ヶ所の公民館に係が出向いていましたが、合併後は吉田支所まで出て来ていただくという申告方法になりました。担当職員が3人のため、支所だけでは以前のように出向くことができないのが現状です。 以上(吉田支所 総務市民課長 回答) |
No.2 みかん研究所の活用について
意見(要望) | みかん研究所には様々な所から視察研修に来られているようだが、単独視察がなされるのみで、地域との一体感が感じられない。 関係機関とリンクして、地域が活性化するような方向を考えなければならない。 愛媛県やJA等と連携し、みかん研究所に視察に来た方々に他の施設も同時に視察してもらうように計画すると共に、「国安の郷」等市内にある観光施設も案内できるようにすれば、地域の活性化に貢献できるのではないか。 |
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回答 | 旧吉田町は吉田三万石の陣屋町であり、現在「国安の郷」が観光施設として整備されております。しかしながら、歴史文化の史跡は観光名所というにはマイナーであり、立地が悪いため、観光ポイントとしては充分な活用ができないまま今日にいたっております。そこで、この四月から、予約制のレストランを開業し今後の活用を図っているところです。みかん研究所視察の際の食事場所として利用できるよう、検討してまいりたいと考えます。 以上(商工観光課 回答) |
No.3 吉田病院の現状と今後について
意見(要望) | 吉田在住の市民にとって、吉田病院の今後は大変重要な懸案事項です。新院長が就任し1年が経過したが、依然として医師不足は解消されず、第一病棟は休床のままである。今後、地域医療の状況も含め、どのようにする考えか。以下質問します。
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回答 |
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No.4 吉田愛生寮の現状と問題点
意見(要望) | 愛生寮が老朽化し、お年寄りが生活するのに大変不便である。
記
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回答 | 養護老人ホーム吉田愛生寮については、昭和45年度に建築された定員50名の施設であり、築後37年が経過し老朽化が著しく、今後、施設内各所の補修等に多額の費用を要する見込みであります。居室は4畳半に2人が生活しており、現行の国が定める施設基準(1人あたり居室面積10.65?以上)に比べて非常に狭く、また、トイレも汲み取り式であるなど各設備も古く、入所者の生活環境やプライバシー保護の観点からも改善する必要があります。 また、同じく広域事務組合が設置しております、養護老人ホーム宇和島寿楽荘についても、昭和46年度に建築された定員80名の施設であり、築後36年が経過し老朽化が著しく、吉田愛生寮同様、改善する必要があります。このような状況であるため、どちらの施設も早い時期に改築の必要があると考えております。 今後、改築計画を策定するにあたりましては、吉田愛生寮と宇和島寿楽荘を統合することも想定して、入所定員、施設規模、敷地面積等を検討していきたいと考えております。なお、建設用地の確保は、これまでの慣例により、福祉施設を建設する所在市町に提供していただいております。この用地や財政状況の見通しが立てば、関係機関と協議のうえ、広域市町村圏計画の中に改築計画の位置づけを行い、具体的な改築計画を立てていきたいと考えております。 以上(広域事務組合 回答) |
No.5 お年寄りや障害者に優しいまちづくりについて
意見(要望) | 吉田地域では、公共施設が老朽化し、お年寄りや障害者に配慮していない施設が目立つ。今後、予測される南海大地震に備え、耐震性も含め、機能的な改修を検討していただきたい。また、街なかでお年寄りがシルバーカー(歩行補助車)に座って休んでいる様子をよく見る。街中にベンチ等を設置できないか。お年寄りや障害者が安心して暮らせる優しい街づくりを推進してほしい。
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回答 |
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