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吉田地域審議会要望と回答(平成22年8月)
【要望書が提出された日】平成22年8月6日
【市が回答した日】平成22年8月31日
No. | 区分 | 意見(要望)事項 |
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1 | 要望 | 吉田公民館の改築について |
2 | 意見 | 独居高齢者の安否の確認について |
3 | 質問 | 小学校の統廃合に係る諸問題について |
4 | 質問 | 高速道路開通後の吉田地域について |
No.1 吉田公民館の改築について
意見(要望) | 当公民館は雨漏り、冷暖房の不調、壁・床・天井の剥落等老朽化が著しく進んでおり、日々の会議や集会だけでなく、各種大会・研修会の開催にも不便を呈しています。 今後はバリアフリーの対応も考慮し、利便性の高い、効率的な公民館建設に向け早急に対応してほしいと思います。 市においては、近々に支所と公民館を改築または新築する計画があると聞いています。我々にとっては大変な朗報でありますが、具体的にどのような施設を考えているのでしょうか。 |
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回答 | 吉田支所庁舎と吉田公民館の建設計画につきましては、昨年8月に地域審議会委員、連合自治会吉田支部、地元選出市議会議員、吉田三間商工会役員、各地区公民館長で構成される吉田支所庁舎・吉田公民館建設委員会を立ち上げ、これまで2回開催された建設委員会の中で、吉田支所庁舎と吉田公民館の複合施設(案)を基礎とした宇和島市の建設計画(案)をお示しし、それに対する建設委員のご意見をお聞きしながら、協議を進めているところです。 現段階における公民館部分につきましては、公民館長や公民館運営審議会委員の皆さまのご意見により、利用者の皆さまのご要望に配慮した建設計画(案)としており、吉田支所庁舎部分につきましては、住民の皆さまの利便性を重視した建設計画(案)としています。 今後具体的協議に入る場合におきましても、吉田地区にとって重要な拠点施設の建設計画であることをご理解いただき、より一層のご協力をお願いいたします。 以上(生涯学習課 回答) |
No.2 独居高齢者の安否の確認について
意見(意見) | 独居高齢者の安否の確認については、民生児童委員が月に1度は見回りをされているということですが、テレビ等のマスコミによると亡くなってから、かなりの日数が過ぎて発見される例もあると聞いています。 以前は、ヤクルト配布時に安否を確認する等の手段があったようですが、現在はどのような状況でしょうか。 行政として、独居高齢者の安否の確認を何等かの方法で行えないでしょうか。 |
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回答 | 民生委員が月1回訪問しています。現在独居老人が吉田町で358人です。民生児童委員一人あたり約10名です。一昨年の実績ではお年寄りの方への訪問が月に5.1回です。65歳以上の名簿を民生委員さんに配布しており、独居高齢者の異動連絡票が民生委員さんから市へあがってきます。民生委員さんが地区を管理しているような状態です。ご指摘のような事が起きないように月1回かそれ以上は訪問をしています。 それ以外の安否確認方法としては、「高齢者見守り配食事業」ということで、65歳以上の独居高齢者世帯に対して、週3回を限度に弁当の配達をしています。ただし、これは有料ですのですべての方が利用するわけではありません。重心の方や高齢者の方に対しては、無料の24時間緊急通報装置を提供しており、吉田町では現在95名が利用しています。敬老会の折に、自治会長が出欠を取りますので安否確認のひとつになっているかと思います。 新聞記事に介護保険制度の改正で24時間巡回サービスができると載っていましたので、それらも利用していけると考えています。 以上(高齢者福祉課 回答) |
No.3 小学校の統廃合に係る諸問題について
意見(質問) | 小学校の統廃合について吉田地域では、人口動態による児童数の動向により検討を行うことになっていますが、将来、児童数の減少で統廃合をしなくてはならない状況になった場合、様々な問題が生じることが推察されます。
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回答 |
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No.4 高速道路開通後の吉田地域について
意見(質問) | 平成24年には建設中の高速道路が宇和島まで開通し、吉田地域の国道56号の交通量が激減すると思われます。通りすがりの町からルートにない、地図上でも見落とされがちな地域となります。 その影響は、通り客を見込めた国道沿線の商店に限らず、吉田地域全体の経済にも波及し、放置しておくと急激な地盤沈下に見舞われるのではないかと憂慮しています。 孤立しないために吉田支所・商工会等それぞれ協力しあって対策を講じなければならないと考えますが、市長として高速道路開通後の吉田地域の活性化及び将来像をどのように考えているのでしょうか。 |
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回答 |
これだけやれば未来も安泰というホームランバッターは居ませんので、宇和島全体の悩みと同じように、今ある地域の資源を磨き上げて行かなければいけません。 漁業では、養殖の値段は今いい状態が続いています。これが2年続けば経済的にも明るさが出てきます。一方で餌が値上がりしているので、コスト高で経営が危機的にならなければいいと認識しています。 |